2015年12月9日水曜日

しゅわろうクリスマス会

今年で2回目のしゅわろうクリスマス会を行いました。

企画を考える時、『みんなが楽しみながら覚えることができるもの』を基本に
しりとりゲーム、全国手話、漢字ゲーム、伝言ゲームの内容にしました。

みんなと一緒に楽しめました!

手話を頑張って覚えようとしてくださる姿勢はとても嬉しいです。
手話は、気持ちを表情にしっかりと出して表現することが大切ですが
はじめは緊張していた人たちも、表情や手話の動きがとても豊かになってきました。

伝えようとする気持ちが大事なので、手話は誰にでもできます!

みなさんお疲れさまでした。
(しゅわろう担当F)


2015年12月6日日曜日

ボッチャで遊ぼう!

大人も子どもも、障害がある人もない人も、一緒に遊べるスポーツ企画として
パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」を体験しました。

25名の参加者で楽しく盛り上がりました。

講師は元中央ろう学校教諭の橋本一郎先生と
体育を専攻されているろう大学生4名。

ボッチャは、目標とするボールに
チームのボールを転がしたり、投げたり、他のボールに当てたりして
いかに的に近づけられるかで点数を競うスポーツです。

簡単なようでなかなか難しく、小さい子どもがピタっと目標のボールに近づけたり
ちょっとした加減でコートの外に転がってしまったり・・・
本当に、条件が関係のない奥の深いスポーツだと思いました。

来年もまた企画できたらいいなと思います。

上の写真がボッチャで、下の写真は八角的という競技です。

(レク部K)



2015年11月29日日曜日

第2回山本氏講演会

かるがもにて講演会を開催しました。

講師は、日本障害児性教育研究会会長の山本良典先生です。
20146月に第一弾の講演会を開催してから
参加者の皆さまから大きな反響を受けもう少し進んだ内容にしていただきました。

前半は、障害のある男女の恋愛と結婚についての講演
後半は対人関係を良くするために、具体的にどのように教えたら良いかを
寸劇で表現していただきました。

「障害者の性的行動は問題行動で、恋愛や結婚はタブーですか。
私たちが通ってきた道を、同じように通ろうとしているだけなのです」
と、パンフレットのタイトルに入れさせていただきましたが
障害を持っていると人を好きになったらだめ
結婚を夢見てはだめと禁止するのは
あまりにも辛い事だと改めて思いました。

なぜだめなのか。
「まともな生活ができるの?」「子育てができるの?」
きっと、そんな事が理由として思い浮かぶと思います。
でも、健常者だからといってまともな生活をして
まともに子育てができるとは限らない。

周囲に助けがあれば、いくらでも人を好きになって、結婚して
一緒に人生を歩むことができるはずですね。
そんな当たり前のことが当たり前ではない現状について
非常に考えさせられました。(セミナー部H


**************************************
 
今回は、障害をもつ子どもさんの親御さんだけでなく
障害者や高齢者に関わる施設や先生等も大勢参加してくださいました。

将来私たちの子供がお世話になるばかりでなく
私たちが年老いた時にお世話になるかもしれない。

そういう意味では、講座開催の目的のひとつである
「繋がりを作る」という部分についても
よい方向に向いたと思っています。

また、当日おこなった情報保障(手話通訳・文字通訳)についても
事業所さんのみなさんには関心をもっていただけて
聴覚障害児者への支援について考えるきっかけになってくれたようです。

地域での障害者支援や地域参加型活動に
聴覚障害のある方にもどんどん参加してほしい
でもどうやってアプローチしたらいいのかわからなかった
どういう支援が必要なのかわからなかった
という声もいただきました。

「ろう学校がここにあるよ」「私たちはここにいるよ」
というメッセージは、伝わったように思います。

福祉の世界では、横のつながり・ネットワークでの情報はとても早いです。
「親の会」「ときわ虹の会」「聴覚障害児・者」・・・・
そういうキーワードがもっともっと広がっていくといいですね!
(事務局H





2015年11月18日水曜日

しゅわろう

私は毎回企画運営の立場で同席しています。

参加者が、手話を読み取れていないな~。と思ったら
「今読み取れましたか?わからなかったら、その場で質問してください」
などコーチと参加者の間に入る事もあります。
毎回のテーマを決めるのは、ろうママ達コーチ陣。

しゅわろうを始めた頃は、コーチも初めてなので戸惑っていたり
参加者も緊張していました。
その場を和やかな雰囲気にするのも私の役目。

それが最近…私暇なんです。
コーチも慣れてきて、話しを振ったり臨機応変に進めていきます。
何回か参加されている人は、リラックスしながら手話を読みとったり話したりしています。
分からないときは「何?」と聞いています。
手話表現が分からないときは、指文字で質問しています。
初めて参加される人には、1対1で対応する工夫もできるように…。

このサロンがもっと広がり
たくさんの人が手話に親しめる場を作っていきたいと思いました。

そして、暇と言った私も手話力向上を目指し頑張らないと!

12月はクリスマス会を企画中。
コーチの皆さんと打ち合わせをしながら楽しい会にしたいと思います。
(事務局H)

2015年11月7日土曜日

ときわ祭 虹ブース販売

横浜ろう学校のときわ祭で虹の会ブースを出展しました。

今年も地元企業様より、たくさんの寄付品をいただきました。

新しい試みとして、ろう学校の卒業生が店頭に座り
お客さんの希望を聞いてその場で作成するという
アクセサリーの実演販売を行いました。

目の前で自分が作ったものがお金になる
また、人と会話をするという経験を通して
働くとは何か、というヒントを得たようでした。

このような経験ができるのも、虹の会の特権ですね!

売上金は、将来の子供たちの居場所事業のための資金として
貯金させていただきます。


















(アクセサリー担当のSさんより)

アクセサリーの実演販売をやってみて思った事は
お客様の希望を聞き、
アクセサリーを作るのが大変でしたが、楽しかったです。
また作りたいです。

ただ、休憩時間が欲しかったなーと思いました。

ときわ祭をあまり楽しめなかったので残念でした。

もっと 腕を磨いて可愛いアクセサリーを作りたいと思います。
女性の意見をたくさん聞いて
素敵なアクセサリーを作ってみたいです。

2015年10月19日月曜日

浅草橋TOUR

筆談ボードの材料を探しに、浅草橋問屋街ツアーへ。


浅草橋と言えば、手作り派の聖地。
手芸材料、ビーズなどのアクセサリーパーツ、革端切れ、装飾資材、などなどのお店が街にズラリ並んでいました。
お店をはしごしながら、作品の想像をふくらませてワクワク。

筆談ボードに使えそうなものと、個人的に欲しいものをショッピングしました。

お楽しみのランチはやっぱり肉!ということで、半生ハンバーグを。
ボリュームもおサイフも大満足。

ランチの後も散策。いっぱい歩いたあとは甘味処へ。
おしゃべりの中で新しい発見もあり、充実の1日となりました。(H)




2015年10月15日木曜日

筆談ボード製作会

神奈川県民サポートセンターにて、ときわ虹の会オリジナル筆談ボードの製作会を行いました。

今月は何度か製作会の日程を取っていますので、会員の皆さまで作業に参加していただける方はどうぞよろしくお願いします。

(商品企画室K)


2015年10月8日木曜日

茶話会

ろう特別支援学校の会議室をお借りして茶話会を行いました。なんと今年度初めての茶話会。

春からの活動報告やこれからの予定を、各担当者から話してもらいました。

フリートークの時間では、日ごろのお子さんの様子や卒業後のイメージなどの話ができて良かったです。乳幼児から成人した子を持つ保護者が集まる会ですので、小学生になったらどうなるだろう、中学生は?高校生は?そしてその先は?と、それぞれの年代の話をリアルタイムで聞けるのは大きなメリットです。自分の子と置き換えて考える良い時間になりました。

4年目の当会。今までの活動は、【仲間作り・地域に知ってもらう】をメインとした内容でした。おかげで、30名を超える会員。またボランティア登録も増えてきています。また、「聴覚障害は、こんな事で困っています!」と地域を中心に発信してきました。
ホームページを見て連絡をくださる方も、共感してくださる方も増えてきています。だんだんと「ときわ虹の会」が地域に・福祉に広まってきているのを感じます。

この先の目標として、福祉全体に「聴覚障害」も含めて制度を考えていただくように、まずは何に困っているのか!どういう障害なのか理解していただく活動を強めていきたいという思いを、会員の皆さまと共有しました。



会員家族の笑顔も大切です。下期は、ヨガ教室やBBQ、子どもと一緒に楽しめるレクも行います。
ブログでも紹介している「製作会」も行い、品質改良を重ね、より使いやすい商品を作っていきます。
会員の手話力も、毎月の「しゅわろう」効果でグングン上がっています。
顔を合わせる回数が増えれば日々の子育ての悩みも相談できる。幅広い年齢層だからこその意見も飛び交います。
石の上にも三年!
さぁ、これからです。(事務局H)


2015年10月5日月曜日

10月ミーティング

保土ヶ谷区社協かるがも3Fにて、事務局ミーティングを行いました。

10~12月にかけて、虹の会でのイベントが目白押し!
そのための準備も着々と進んでいます。

長く盛り上がったのは、「ろう重複ってなに?」という事でした。
これは、虹の会設立以前からずっとずっと話し合ってきているテーマです。

実は私たちの中でも、いまだに定義がなく(あえて決めようともしていないのですけど)、子どもの年齢や学年が上がったり、クラス編成や担任の先生が変わる、職場が変わる、家庭環境が変わるなどのそれぞれが置かれている状態が刻々と変化するため、同じメンバーでも話し合うたびに新鮮だったりもします。

この線から先は重複学級、線の内側ならギリギリ普通学級。
手帳が2つあるから重複学級、1つだから普通学級。
重複学級だから特別に支援をしなければいけない、普通学級だから支援は特に必要ない。

そう白黒はっきりつかないからこそ、難しい問題なんですね。

2015年9月30日水曜日

9月しゅわろう

夏休み中は、しゅわろうがなかったので久しぶりの開催でした。

手話を忘れている人がいるかもしれない・・・。と少し心配していていましたが、なんと!レベルアップしていました。夏休み中にお子さんと手話で会話をしていた証拠ですね。嬉しい限りです。
表情も自然で豊かになっていました。

今回は19名の参加があり、グループを3つに分けました。初めて参加された方も多く、自己紹介からスタート!
そのあと
①夏休み・シルバーウイークは何をしていましたか?
②これからの目標
 をテーマに各テーブルごと進めていきました。
夏休みに旅行に出かけた人が多く、行った先の県を手話で覚えました。
また、ディズニーランド・スカイツリー・ホテル・キャンプ・お城・登山・・・などの手話も覚えました。
他の人の発表を聞くだけでなく、講師(コーチ)が「○○さんは、どこへ行きましたか?」と聞いている人に質問したり、逆に手話表現が読み取れず、「ちょっと待って!今の手話は何?」と質問する場面もありました。知らない手話をそのままにせず、その場で聞けるのがしゅわろうの良いところです。

【登山】を表すときに、「山+歩く」で表現していた人に、「山+リュックサックを背負って歩く」表現が良い。2本指で歩くと、軽々登っているイメージがあるかも・・・。と伝えました。顔の表情も大切ですね!  

楽しい出会いもあり、会話も弾みあっという間の2時間でした。(しゅわろうコーチ)


2015年9月16日水曜日

筆談ボード製作会

神奈川県民サポートセンターにて、ときわ虹の会オリジナル筆談ボードの製作会を行いました。

先だって行われたスタッフの打ち合わせでは、筆談ボードの改善点がいくつも寄せられていたので、大きく仕様変更を行うことになりました。

また、大人数のスタッフで分担して行うため、制作プロセスをシンプルにすること等も話し合いました。

そのため、製作会では手を動かす作業よりも仕様変更に関する打ち合わせ、アイディアのも持ち寄りなどがメインとなりました。

デザイン変更でまた新たに買ってくださる方が増えるといいなと思います、ご期待ください!


試作品も廃品をつかって。

実際の商品は、本の表紙のようにしっかりとした板を使用しています。
(商品企画室 K)





2015年9月7日月曜日

9月!

夏休みも終わり、ときわ虹の会も本格始動です。

まずは9月の虹の会事務局定例会にて、それぞれの夏休みの思い出話と、後期の怒涛の(?)イベントラッシュに向けての話し合いをしました。


しゅわろう、茶話会、横ろうときわ祭出店、講演会、レク部スポーツ大会、バス遠足、BBQ・・・・

盛りだくさん!

(事務局 H)


2015年7月15日水曜日

しゅわろう七夕まつり

今回のしゅわろうは、スペシャルイベント「七夕まつり」です。

去年クリスマス会でやった「伝言ゲーム」が好評だったので、今回もやりました!
みなさんの必死な顔が少し怖かったけど、真剣に読み取ろうという気持ちが伝わってきました。

次に、漢字を【へん(部首)】と【つくり】に分けて表現しました。2人1組になりました。例えば【休】という漢字。1人がカタカナの「イ」を指文字で表し、もう1人が「木」を手話で表す。2つを合わせると【休】!こんな感じです。

2人で相談し考え表現する姿を見て嬉しくなりました。みんな始めは「手話がこわい。苦手です。」なんて言っていたのに。
手話がわからなくても、伝えようとする気持ちが大切なんですね。自然に表情も豊かになっているし!

七夕まつりの内容は、

①一人ずつ願い事の内容を手話で言う
②伝言ゲーム
③漢字ゲーム
④組み合わせゲーム
でした。

夏祭りもクリスマス会も楽しみの一つで、
みんなと盛り上がることが出来て良かったです
多くの参加でとても嬉しく思ってます
手話を楽しみながら
今度も盛り上がっていきましょう!

(しゅわろう担当 F)





2015年6月19日金曜日

~知って便利な情報保障~横浜市消防局による勉強会

横浜市ろう特別支援学校PTAと共催で、聞こえない人のための情報保障についての勉強会を行いました。

あいにくの雨の中、40名を超える方々にお集まりいただきました。保護者や関係者の関心の高さが感じられました。

 横浜市消防局、横浜市健康福祉局、横浜市聴覚障害者情報提供施設のみなさんがろう学校に集まって、1つの空間でわたしたちのために詳しく説明をしてくださる。
文字にするとほんの少しでも、ここにたどり着くまでには多くの方々の努力と協力に支えられているのです。
制服を着て受付にいらっしゃった消防局のみなさんの姿を見たときは鳥肌が立ちました。
「この日が来たんだな・・・・」
感無量で緊張気味に声をかけると、とっても気さくに対応してくださって、笑顔も素敵な方々でした。


手話通訳・要約筆記者の派遣について、消防車や救急車の要請から搬送先に到着するまでの流れ、メール・ネット・FAXなどで119番通報ができるシステムなどについて、それぞれの立場からお話をしてくださいました。
聞こえない人が安心して119番通報をするために、実に様々な場所が動いていることを知りました。

聞こえない人の119番通報の主な流れについては、横浜市のホームページを見れば書いてあるのですが、やはり実際に救急車で駆けつけてくださる方のお話は臨場感があって非常にわかりやすかったです。
特に、この勉強会のために字幕付きのスライドを作ってきてくださっていて、本当に感動しました。

参加者からは、「手話通訳士は成人向けに派遣されるが、家族が未成年の場合にどうなるか」、「倒れた人が聴覚障害者で通報した人が聴者の場合はどうなるか」「病院に手話通訳士が派遣されるというが、救急車の中ではどうやって会話をするのか」など、聞こえない人を持つ家族ならではの質問が活発に飛び交いました。ひとつひとつ、丁寧にお答えいただいて、非常によく理解することができました。

あっという間の2時間でした。「とても参考になった」「まったく仕組みを知らなかったので来て良かった」「子どもたちにも聞かせたい」「またやってほしい」と、参加された方々から感想をいただきました。

2年近く、発案から打ち合わせ・調整・準備を念入りに重ね、ようやく実現した勉強会でした。

救急車を呼ぶシステムは、もしかすると1度も利用せずに済むことのほうが多いかもしれません。
だからといって、滅多にないから特に知らなくても良いなんて事はないはずです。


「聞こえない人がここにいて、何に困っているかを知ってもらう事」
ときわ虹の会が大切に大切に考えていることです。

今回はPTAとの共催ということもあり主に保護者向けでしたが、子どもたちも、学校や職場や地域も、みんなに知ってほしい事がたくさんあります。

1回だけで終わらせるには勿体ない、非常に素晴らしい勉強会でした。
本当にありがとうございました。
(事務局 H)


2015年6月17日水曜日

第2回しゅわろう

しゅわろうとは、毎月1回のペースで開催している手話教室で、虹の会会員のろう者が企画・運営を担当しています。
しゅわろうの中では、ろうの保護者が先生(コーチ)として、4~5人のグループに1名程度入ります。手話をマスターするための勉強会ではなく、基本は手話に慣れよう、手話でおしゃべりをしようというコンセプトですので、話はよく脱線します。脱線してもいつも大笑いの2時間です。

今月のしゅわろうは参加者12名。2つのグループに分け、文章の読み取りと手話表現を行いました。

「海外旅行に行くので、カバンを貸してください」
という表現では、「カバン」が大切で、「海外旅行に行くのだから、小さなカバンではなく大きなスーツケース」というように、物の大きさや形などを的確に表すことが大切だと教えてもらいました。
目線、上下左右前後の空間をうまく使うよう気を付けました。

また、声を止めて表現をする練習もしました。本来手話はそうあるべきなのですが、学校や家庭では子どもの聞こえの程度によって音声と手話を併用する人が多いので、声を出さずに手話で文章を伝える練習をしました。手話の手の大きさや速さ、強さ、そして表情で意味が変わってくることを体験しました。

次回は七夕祭りを企画しています!



<参加者の感想>
しゅわろうに参加する前までは、学校内でろうの保護者と会っても「手話ができないから話しかけにくいな・・・」「手話が間違っていたら恥ずかしいから簡単な挨拶だけ・・・」と思っていました。
本当は、一緒に色んな事を話したいのに、どうしても手話で話さなきゃ!って思うと、緊張してしまって勇気が出ませんでした。
それが、今では信じられないほど、楽しく会話が弾んでいます。
間違っていてもいいんだ。少々ヘンテコな手話でもちゃんと読み取ってもらえる。そして、間違っていればやさしく何度でも直してもらえる。

「伝えたい気持ちが大事」ということを、コーチに教えてもらいました。

しゅわろうを続けていくうちに、コーチや参加者と仲良くなり、学校でもリラックスして声をかけあえるようになりました。「若者言葉」を教えてもらったりして、子どもとの会話も以前よりも楽しくなったように思います。

2015年6月7日日曜日

横聴協横浜市聴覚障害者のつどい参加

横浜市聴覚障害者協会主催の「横浜市聴覚障害者のつどい」に参加しました。
ときわ虹の会としては、1月に引き続き2回目の参加になります。

今回は、関内にある横浜市開港記念会館という素晴らしい場所での開催。国の重要文化財ですので、会場に傷をつけないようにと気を使いながらのブース設置でした。

虹の会ブースでは、筆談ボード、ペットボトルホルダー、筆談ボード用のネックストラップを販売しました。

この日は、横浜市立ろう特別支援学校の映画同好会が昨年の文化祭で制作し、第11回きょうと聴覚障害者映像祭 映像作品コンクールで学生部門優秀賞を受賞した「GHOSTORY~幽霊と失われた光~」の上映もあり、舞台挨拶を行った高校生と親子参加の虹スタッフもいました。
また、日曜日ということもあり、家族で参加してくれたスタッフ、メンバーもいました。

今回販売した筆談ボードは、前回のサイズと、首からかけられる一回り小さいサイズもラインナップに加えました。事前に何度か行った製作会では、メンバーそれぞれが持つ才能を発揮して、この世に1つだけの力作が勢ぞろいしました。
また、虹の会の筆談ボードを各所に宣伝してくれたメンバーさんや、前回購入していただいたリピーターの方も多く、2倍の量をご用意したのですがほとんど完売しました。

同会場でブースを出されていた企業の方や、作業所の方、関係団体の方とも良い交流ができ、とても充実した1日となりました。

なお、販売の売上金は「障害児者の卒業後の居場所づくり事業立ち上げのための資金」にさせていただきます。

ご協力いただいた多くの皆様に感謝です。


















2015年5月29日金曜日

手話カフェ初体験!

横浜駅から1時間かけて念願のsign with meに行ってきました。


店内の壁はホワイトボードになっていて自由に書き込めるのが魅力的。来店の感想や告知もあり、読むのも楽しい。机やライトなど1つ1つがオシャレでした。

スープがメインの食事はとっても美味しかったです。スープの種類がたくさんあるので迷っちゃいました。次回はアレを頼もうかな!1000円弱で大満足できます。

手話で定員さんとコミュニケーションするのが新鮮で、楽しかったぁ。

11時のオープンから居座っていましたが、さすが東大付近!
12時ごろには満席で店の外で待つ人達もいるほどの大盛況でした。

また行きます!アレを食べに♪





2015年5月28日木曜日

6/19 横浜市消防局による勉強会を開催します

今年度最初の大きなイベント
「~知って便利な情報保障~横浜市消防局による勉強会」

着々と準備が進んでいます。

本日、ポスターが完成しました!

横浜市の行政の方が直々にろう学校に来てくださることが嬉しくて
タイトルの青は横浜の海を、下のギザギザは山下公園のフェンスのイメージで作ってみました。

当日は、横浜市消防局、健康福祉局、聴覚障害者情報提供施設の専門の方々が、わかりやすくサービスの内容を説明してくださいます。


行政サービスの現状を学ぶことで、いざという時に適切にサービスを使えるだけでなく、聴覚障害児・者が抱えている問題を知り、そして今よりもっと良くするには何が必要かを考えるきっかけになるのではないでしょうか。


参加ご希望の方はお手数ですが6/13(土)までに

ときわ虹の会事務局
TEL&FAX:045-489-3002
Email:tokiwanijinokai@gmail.com

へご連絡ください。


2015年5月21日木曜日

保土ヶ谷区地域自立支援協議会全大会

保土ヶ谷公会堂で行われた保土ヶ谷区地域自立支援協議会に、虹の会から4名で参加しました。

保土ヶ谷区の地域自立支援協議会には、区内の関係機関・法人・施設が集まって、「防災」「住居」「情報」「当事者」「こども」「計画相談」の6つの部会があります。
それぞれの部会には、行政機関、区内障害福祉事業所、地域の機関(学校、ケアプラザ、病院など)が参加していて、様々な障害者支援策を検討実施しています。

ときわ虹の会はまだ正式に加入をしていませんが、近いうちに6つの部会のうちのいずれかに参加をさせていただこうと考えています。



2015年5月18日月曜日

商品開発部

県民サポートセンターにて、商品制作の続きを行ないました。

毎度毎度、机の上はひどい有り様ですね(苦笑)

前回から比較すると、ずばり「手がこみすぎて大変なことに!」です。
虹の会には、いろんなアイデアと技術をもった職人が集まっていて、常に試行錯誤、妥協はしません。
原価計算とか無視です、お陰で会計担当は泣いてます。
大きさは2種類になりました。

同じものは2つとない、世界でただ1つだけの筆談帳です。
ペーパーレスでエコ、見た目もかわいくて女性のカバンにもポンと入ります。
頑張って、完売したいと思います。





2015年5月13日水曜日

しゅわろう

ろう学校近くのファミレスで、今年度1回目のしゅわろうを行ないました。

しゅわろうは、手話+しゃべろうの、虹の会の造語です。手話+ろう者の意味も含んでいます。
カリキュラムのある手話教室とはまた違った、手話でおしゃべりしながらランチする交流会です。

1テーブル5人くらいに、ろう保護者が講師として1名入ります。
おおまかにレベルを分けて、テーマは同じですが単語の数や手話のスピードを変えています。
今回は、GWに何をしたかをそれぞれ発表しました。

手話で気楽にお喋りする会がコンセプトなので、いくら手話が間違っていても全然気にすることはありません。
また、手話の意味がわからなかったら「ちょっとまって、今のは何?」と話を遮っても構いません、丁寧に教えてもらえます。
もしも自分の手話表現が違っていたら、「それ、こうやるのよ」と講師の先生がすぐに直してくれますし、多少違っていても通じればOK!という、ゆる~い雰囲気で安心です。

また、しゅわろうの特徴は、音声で話しながら手話をつけて話す方法が一番多いということです。聞こえる人も聞こえない人も手話ができる人もできない人も、同じテーブルでみんなで雑談をするには適していると私は思います。

初心者で何度も参加している方は、「今まで手話が出来ないことを気にしていたので、ろうの保護者にどうやって話しかけていいか分からなかった。しゅわろうで顔見知りになってからは、学校で会っても気軽に挨拶できるようになった」と言われていました。嬉しいですね!







2015年5月8日金曜日

商品開発部

県民サポートセンターにて、商品作成会を行ないました。

6月7日に行われる、横浜市聴覚障害者協会のイベントで出店します。

今回は、虹の会が「今までにない筆談ボードを作ろうじゃないか!」と気合を入れている、アーバンな筆談ボードの第2弾です。

私も、息子が誕生してからの筆談ボード歴は20年近くなりますが、市販されているものや、色々な団体が手作りしている筆談ボードは一長一短で、なかなか納得のいくものに出会えていません。

軽くて、カバンのなかに入る大きさで、耐久性があって、手に持って書いても硬い素材で、デザインも手帳やブックカバーと見間違うような素敵なもので、ペンやイレイザーがスッキリ収納できて、メモや名刺なんかもぱっと留めておけるマグネットがついていて、首からさげるストラップや好きなキーホルダーでカスタムできるような穴があって、安いもの。

要望は、むちゃくちゃですよホント。

でも、それが新しいものを創っていくのです。
第一弾よりもさらに進化しました。前回買っていただいた方からもご意見をいただきました。
まだまだ完璧にはほど遠いですが、頑張ります。

作成会に参加してくださった方々、ありがとうございました!




2015年4月28日火曜日

横浜市担当者の方とミーティング

6月に開催予定の「FAX119番手話通訳派遣勉強会(仮題)」について、横浜市担当者の方々と、横ろう学校長、虹の会事務局とで打ち合わせをしました。

今回、横浜市の方々をお呼びして、このような会を開催するのは初の試みです。
またこれをきっかけに、行政と市民の双方が聴覚障害に対する理解を深められる、また障害当事者の将来の生活に繋がっていく大切な勉強会になると思っています。

みなさま、お忙しい中ありがとうございました。
今後共よろしくお願いします。

2015年4月20日月曜日

27年度総会

横ろう会議室にて、今年度の総会を行ないました。

今年度も、出席された方と欠席のため委任をいただいた方をあわせて100%、
満票での総会開催となり、総会資料の各議案につきましてはすべて承認となりました。

今年度は、より一層地域とのつながりを深めるために、保土ヶ谷区や横浜市に向けての活動を広げていきます。

聴覚障害の当事者団体はありますが、聴覚障害児の親の会は横浜ではときわ虹の会が初めてだそうです。
横浜ろう学校から始まった小さな団体ですが、おかげさまで4年目のスタートを切り、地域の方々や行政の方々も私たちの活動に少しずつ興味を持ってくださっています。

活動の内容はその時々に合わせて流動的です。舵取りに悩んで蛇行することも多々あります。
でも、「聴覚障害の事を知ってもらいたい、そして将来子どもたちが安心して暮らせるようにしたい」という部分は発足当初から変わっていません。

まだまだ未熟ですが、前を向いて進んでいきます。
これからも、ときわ虹の会をよろしくお願いします。





2015年2月24日火曜日

茶話会

今年度最後の茶話会は、ボリュームたっぷりの内容で行ないました。

第1部「先輩保護者の話を聞こう」

第2部「ランチ会」

第3部「がんばるお母さんのリラックスタイム」


横浜ろう学校は、乳児から高校生までの子どもたちが通っています。

それはとても有難いことに、色々なロールモデルをリアルタイムで見ることができるのです。

幼稚部に通っている保護者は、もうすぐ高校を卒業する子どもと、卒業まで育て上げた保護者を目の当たりにすることができます。

うちの子が小学生になったらどんな事を学ぶのだろう
中学生になったらどんな問題があるのだろう
高校生になったら進学や就職はどうなっていくのだろう

その渦中にいるそれぞれの保護者に、お話を聞くことができるのは大変な財産だと思います。

とはいえ、学校の中ではPTA活動以外で学部を越えた交流はあまりなく
また、卒業してしまうと会えなくなってしまうデメリットもあります。

ときわ虹の会の良いところは、卒業しても関係を保てるところです。

今回は、お子さんがろう学校を卒業して成人した保護者と、もうすぐ卒業を控えている高等部の保護者にお話を聞かせていただきました。

それぞれ自分の子に重ね合わせ、いずれ来る将来の事を考えるきっかけになったと思います。

午後からは、理容師・エステの先生方をお招きして、マッサージや眉カット、耳つぼジュエリーなどを格安で施術していただきました。

母親になると、自分の身なりのことはつい後回しにしてしまいがちですよね。
そしてなかなかエステにお金を使うこともできませんね。

不定期ですが、普段頑張っているお母さん方に、少しだけ贅沢な時間を作っています。
私は、小顔になるマッサージと耳つぼジュエリーをお願いしました!
誰にも邪魔されずにゆったりした時間を過ごすことができて幸せでした!




2015年2月17日火曜日

しゅわろう

横ろう近くのファミレスで、しゅわろうを行ないました。
たくさんのご参加ありがとうございました!



2015年2月7日土曜日

「ろうでもできる・ろうだからできる・わたしだからできる」講演会

「ろうでもできる・ろうだからできる・わたしだからできる
~子どもたちが障害を認め、ろうであることに誇りと自信をもって生きていくために~」

横ろうPTAの進路委員会との共催で、橋本一郎先生の講演会を行ないました。
子どもとの向き合い方について、大変考えさせられる内容でした。

<参加者の感想>

「障害者」と言われている人たち。
例えば車椅子の人たちの世界が当たり前だとすると、家の中だけでなく、公共のあらゆるものが低くなりますね。公衆電話も車椅子で丁度いい高さになりますから、車椅子を使わない方は腰をかがめて苦労して使わなければなりません。
このように、「障害者」の世界からすれば「健常者」が「障害者」となる。

今の時代は、「健常者」と言われる人達が住みやすいように作られた世の中だから、「障害者」が住みにくい。

この内容からスタートした橋本先生の講演会。

【わが子が卒業するまでに身につけないといけないことは何だと思いますか?】というお題のプリントを1人ずつ書きました。
参加者が書いたことをまとめたら、「喋れるようになって欲しい。発音が上手になって欲しい。」という意見は出ず、全員「生活力・コミュニケーション力」でした。

先生から、「お子さんは、1人で起きていますか?」という質問に対し、高等部保護者から「私が起こしています」という返事が出てビックリした場面も・・・。
卒業するまでに身につけることを親も子も考え、取り組んでいかないといけないと痛感しました。

勉強は大事!発音も大事!でも、もっと大切なことがあることがわかった講演会でした。
ときわ虹の会では、先輩保護者からいろいろな経験談を聞く機会があり、小さいころから「何が大切なのか」を学んでいたおかげで自分で起きることができる子になって良かったな~と思ったと同時に、卒業までに苦手なことに目を背けず克服していきたいと思いました。


:::橋本一郎先生プロフィール:::

東京都立光明特別支援学校 教諭
亜細亜大学 非常勤講師
聴覚障害児・者自己啓発グループ「ひよこっち」代表
厚生労働大臣認定 手話通訳士

2015年1月25日日曜日

BBQ!

今年も、弁慶果樹園さんで大BBQ大会を開催しました!

毎年グレードアップしていく虹の会のBBQ大会、今回の参加者も40人集まりました。
虹の会のBBQ大会の特徴は、お父さんの参加が多いことです。コンロの準備、火起こし、焼きそばづくりにお肉を焼いて、片付けまで、大活躍ですよ!

もうひとつの特徴は、子どもたちが調理に参加することです。
今年は、子どもたちが豚汁を作ってくれました。お父さんやお母さんが、美味しいと言って料理を食べてくれるのが、とても嬉しいみたいです。

燻製、鳥の丸焼き、大きなお肉の塊など豪快な料理も勢ぞろい。身も心も大満足な1日でした。



2015年1月14日水曜日

保土ケ谷区ケアプラザ地域交流活動コーディネーター会議

保土ケ谷区内のケアプラザ地域交流活動コーディネーター、区社協、区福祉担当者、横浜市福祉局の担当者会議に出席させていただきました。

ときわ虹の会ってなに?というところから始まり、聴覚障害児を育てる親としての現状、何を求めたいか、何が問題なのか、将来何をしたいのか、などの話を聞いていただきました。

出席された方々は、虹の会に大変興味を持っていただいたようで、早速メールで連絡をくださったケアプラザさんもあり、大変有意義な時間をいただいたと思います。

ときわ虹の会の発足時より、聴覚障害や聴覚障害児・者への支援についての理解を広めていくための活動を続けてきました。
様々な福祉の問題がある中で、私たちの事を理解してもらうためにはどうしたらいいか、そのひとつの方法として地域や行政、関係機関に私たちの味方になってもらうのはどうか。

障害児を育てる親として、子どもが将来どうやって生きていくかを考えたとき、早いうちから子どもを理解してくれる味方を一人でも多く作っておく、生きるのに困らないような支援を確保しておく、ということが、私たち親のするべきことなのではないかと思います。

2015年1月11日日曜日

横聴協新年のつどい

港北公会堂で、横浜市聴覚障害者協会新年のつどいが行われました。

ときわ虹の会は、先日作成した商品を持って、ロビーで物品販売を行ないました。
高等部から子どもも参加して、パンフレットの配布などを手伝ってくれました。

筆談ボードは、「アーバンなテイスト(謎)」を追求するべく、細部にこだわって作りました。
一般的に作られているものは、厚みがあってカバンに入れると邪魔だったり、ペンやイレイザーがどこかに行ってしまったり、紐でつけてあるとブラブラして邪魔だったり、書いていると板が柔らかくて書きにくかったり、装丁に好みが分かれたりと、案外不便な場合が多いものです。

何度も何度も話し合って、まずは第1号の商品が誕生しました。
まだまだ改良しなければならない所はありますし、実際に購入してくださったろう者の方々からもいろんなご意見をいただきました。

色々と勉強をさせていただきました、ありがとうございました。

カレンダーの売れ行きも上々、ペットボトルカバーはおかげさまで完売しました!
売上金は、大切に貯金させていただきます。