2024年3月27日水曜日

会計監査

1年を振り返ると、ずいぶん昔の事のように感じるのは老いた証拠でしょうか。

無事に監査が終わりました。

1年間、ありがとうございました。

2024年3月19日火曜日

市立ろう特別支援学校卒業式

今年も来賓として卒業式に招待されました。

高等部・中学部・小学部・幼稚部
虹の会会員のお子さん達は、すべての学部で卒業を迎えました。

可愛かったほっぺのお肉が無くなってる・・・
自信なさげだったのに、堂々と前を向いている・・・
制服が小さくなっているじゃない・・・
緊張して大人しくしている・・・
赤ちゃんだったのに・・・。

立派になった子どもたちを誇らしく思うと同時に、保護者に拍手を送ります。

そして、「ありがとう」💐



2024年3月17日日曜日

にじどりハウス

今回は、ろう者のヨガ講師の先生をお招きして
親子ヨガを企画しました。

講師がろう者なので、指示もスムーズです。
でも、私の体はスムーズには動きませんでした。

正しい呼吸法を学びながら、ゆっくり体を動かしているのにヘトヘト・・・。
体がポカポカになりました。

週末に楽しく体を動かすのも良いですね!

1年間、にじどりハウスを開催してきました。
最初は、何だかよく分からずに参加してくれていた子達も
今は、「次のにじどりハウスはいつ?」と楽しみにしてくれていたり
最初は一人で好きに過ごしていた子が年下の子の面倒を見るようになったり
変化があったことがとても嬉しく思います。

来年度も楽しい企画を考えたいと思います。




2024年3月4日月曜日

ミーティング?

 虹の会には、コロナ前まで「事務局」と呼ばれる会の発起人メンバーがいました。

当時は、事務局で定期的にミーティングをして一つ一つのイベントを企画実行したり、色々な手続きを行っていました。
それぞれの子どもが学生のうちは、頻繁に学校に行く事もあったので集まる機会もたくさん持てたのですが、年々子どもがろう学校を卒業していくと様子が変わってきました。

横浜のあちこちから、バスや電車で1時間かけて通ってくる人もたくさんいます。
車なら、交通費や駐車場代は自腹です。
また、子どもが成人になると、事務局メンバーも仕事を始めたり、勤務時間を増やす人が多くなりました。
ミーティングの為だけに時間を作るのが、だんだん難しくなってきました。
ボランティアの数人だけで虹の会を動かしていくのが、とても負担に感じ始めていたのです。

丁度コロナ禍で、集まる事も憚られました。
連絡もSNS等でしか取れず、なかなか話が進まないので
「イベントごとに担当を作って、それぞれで協力者を募って活動しよう」
という方針に転換することにしました。

その後、代表・副代表・会計・各イベント担当者がそれぞれで活動してきましたが、
今度は担当者だけに負担が掛かるようになってしまいました。
イベントを複数抱えていると、もう虹の会の活動だけで精一杯になる人も。

分散した事で、いま誰が何を抱えているのか、何に困っているのか
助けたい気持ちがあっても、お互いに状況が分かりにくくなってしまいました。

「やはり、みんなで協力する必要がある。」
という理由から、来年度からまた事務局を復活させることにしました。

以前のように、事務局の人だけが頑張るのはやめよう。
協力してくれる人を募って、どんどん頼って行こう。
イベントを提供する人と受ける人ではない、みんな同じ虹の会の会員だから。

久しぶりに会った事務局は、話が止まりません。
脱線も復活w。くせ者揃いが集まると、本当にまとまらない(;^ω^)。
でも、一人では考えられなかった案がたくさん出てきます。

事務局復活、何よりです。

午後は近くのファミレスでランチをしました。



2024年2月26日月曜日

しゅわろう

おかげさまで、参加者が定着してきたしゅわろう。

始める前からすでにろう者と聴者が手話で会話を始めていて
「それではまず自己紹介を・・・」
と中断させるのが申し訳ないくらい、とても自然に手話が飛び交います。

来年度に向け新しいコーチも増えました。
今回は、サポート役として各グループに付いてもらいました。
来年度から、どうぞよろしくお願いします!

今年度の手話サロン「しゅわろう」は、市立ろう特別支援学校の会議室をお借りして、
年5回開催することができました。

コロナ前は、ファミリーレストランでランチをしながの開催でしたが
今は、ろう学校の会議室で、ろう学校のPTAと、虹の会会員を対象に行っています。
世の中は感染症に対して随分緩和されてきたものの
参加者には乳幼児の保護者もいらっしゃいますので
安全に行えるように取り組みたいと思います。

来年度も、同じスタイルで開催予定です。




2024年2月17日土曜日

にじどりハウス

 今回は、クレープを作って食べました。

レンジで簡単に生地が作れるタイプで挑戦!
保護者はキッチンで井戸端会議をしながら、ひたすら生地を準備したり、果物を切ったり楽しそう。

様々な特性の子が集まるので、サポートが必要な場合もあります。
声かけをしなくても、自然に動いてくれるスタッフや保護者の皆さん。

わざわざ「サポート」という表現をするのがへんなんですよね。
誰にだって手を貸すのは自然なこと、当たり前のことなんです。

子どもたちの居場所でもあるし、保護者の学びの場でもあるな~と感じました。






2024年2月16日金曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会「防災部会」「当事者部会」定例会

 今年度最後の定例会が行われました。

定例会の内容は会員と共有してきました。

とはいっても、書面だけだと全てが伝わっていないので、来年度は一緒にできるイベントがあると良いな~と思いました。

来年度も引き続き活動を続けていきます。

2024年2月9日金曜日

福祉教育

12月の人権週間に合わせて、保土ケ谷区内の小学校で福祉教育を担当しています。
障害のある人の事を、児童にお話しします。
私たちは、聴覚障害当事者と家族の会として、児童からの質問に答えたり、手話歌や簡単な手話を教えるという事を行っています。

今年度は小学校4校から依頼を受けて訪れました。今日が最終日!
そして、ずっとお願いしてきた「保護者の参観」が、ついに実現しました

2021年度から福祉教育を担当してきて感じていたこと。
子どもたちに聴覚障害のことを伝えることはできても、家に帰ってご家族に伝えているだろうか。
家で子どもから聞いた話を、ご家族はどのように受け止めているだろうか。
もしかして、子どもの素直な気持ちを、大人の偏見で消されていないだろうか。

そこで、今年度から家庭に配布するためのプリントも準備しました。
プリントを見ながら、「耳が聴こえない人が来たよ。ジェスチャーで通じたよ。手話が出来なくても伝わる方法を教えてもらったよ。こういう時困るんだって。こういう時便利なんだって!」ご家庭でも理解が深まることを願って・・・。

後日、訪問した学校の児童から感想文が届きました。
1年生の感想は素直で可愛らしく、6年生の感想は涙腺崩壊でした。私たちの話を聞いてくれた子どもたちが、今の気持ちのまま大人になって欲しいな~と感じました。






2024年2月8日木曜日

茶話会

今年度最後の茶話会をしました。

会員限定企画ですが、「はじめまして」という顔ぶれ。

でも、すぐに10年前から知り合いだったみたいに話が弾みます。子どもの事だけじゃなくて、自分の趣味の話や虹の会の企画でやってみたいこと等々、話が尽きることはありませんでした。

今年度から、少しずつ対面企画を増やしました。引き続き、ウイルス感染防止対策を徹底しながら、「会う」企画を増やしていきたいです。


2024年2月3日土曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会 当事者部会「どんぐりの家」上映会

いに!
映画上映会が実現しました。4年越しの企画です。

世界でコロナという言葉が知られ始め、横浜にクルーズ船が入港。
連日ニュースでは、横浜の事が報道されました。
まだ、手洗いうがい程度で、規制などもはっきりしない頃。
直前までどうするか緊急会議を行って、断腸の思いで延期の決断をしました。

今回も様々なウイルス感染症が流行り出し心配しましたが、無事開催することができました。

古い映画なので、観に来てくれる方がいらっしゃるのか、とても心配でした。
蓋を開けてみれば、300名を超す来場者がありました。
アンケートには励ましの言葉や一緒に頑張りたい!という心強いコメントが多かったです。

ステージでは、「モリスダンス」というイギリスの伝統的な踊りのイベントも行いました。
ときわ虹の会のメンバーが主宰の、横浜発「グランド・ハマ・モリス」チーム。そしてそのお子さんは日本で唯一のろう者のモリスダンサーです。
来場者の方は、「聞こえない人の踊りだから手話ダンスのようなものだと思っていたら、走り回って激しくてびっくりした!」と言われていました。

ロビーでは、オリジナルグッズ販売のブース活動をしました。
休憩時間や映画上映後に、「頑張って」と握手を求められることもありました。

小さな聴覚障害児者の家族会が、保土ヶ谷区内の事業所・社会福祉協議会・区役所・基幹の方々と協力し、無事にやり終えた事はとても光栄です。
横浜の保土ケ谷区にこんな家族会があることを、聴覚障害の抱える問題を、一緒に考えてくださって本当にありがとうございます。

これからも、困っている聴覚障害児者がいることや、ろう重複の存在と支援について発信していきたいし、虹の会の家族が笑顔で生活できるよう活動を続けていきたいです。

※入口に掲示した看板は
区内の作業所さんにお願いして作っていただきました。紙に印刷しているのではなくて、1文字ずつカッティングシートで切り抜いたものを貼り付けてあるんです。すごい作業です。







2024年1月28日日曜日

20歳お祝い会

20歳の成人お祝い会を行いました。

本年度は3名の会員のお子さんが、晴れて20歳を迎えられました。

コロナ期間中は直接お祝いができず、手紙やメールなどで近況を伺ったりしていましたが、ようやく集まれるようになって久しぶりの開催となりました。

みんなでお祝いできたこと、また社会に出て活躍されていることが嬉しく思います。

おめでとうございます。



2024年1月26日金曜日

己書体験

ろう者講師をお招きして、己書(おのれしょ)の体験会を開催しました。
己書とは、自分の心のままに筆を走らせて書く、自分のための書。
書き方のコツはあるけれど、枠も形もルールもありません。

筆ペンを使う・・・と聞いて苦手意識がある(冠婚葬祭の時の名前記入など)ので、うまくできるかな~と心配でしたが、2時間の体験があっという間に終わってしまいました。

上手とか下手とかなく、自分らしく仕上がりました。
脳がリラックスした感じがしたり、呼吸もゆっくりになり、さらに手話の勉強もできて、良いことだらけでした。

体験後は、ランチ交流会。
参加者の多くがろう者だったため、ろう者あるあるな話が聞けておもしろかったです。

穏やかな時間を過ごすことができました。
己書、また企画しようかな。




 

保土ケ谷区地域自立支援協議会 当事者部会

 いよいよ来週になりました「どんぐりの家」の上映会!
会議も大詰め。最終確認を終えて次は本番です。

今回は聴覚障害を取り上げていただきましたが
この作品自体が30年前の古いもの。
今の時代ではあり得ないような事がたくさん描かれています。

映画を試写したスタッフさんの中には、
「もう、冒頭で泣けてきました」と仰った人がいました。

今の当たり前には、どんな歴史の積み重ねがあったのか
当事者とその周りの人たちがどんな努力をしてきたのか
聴覚障害だけではなく、知的障害や精神障害を併せ持つ人たちが
どれだけ重いハンデを背負っているのか

令和の時代でも、実は残された課題はたくさんあります。
今でも、同じような事で悩んでいる人がたくさんいます。
そのことを、知るきっかけになれば有難いと思います。

お近くの方は、ぜひお誘いあわせの上ご来場ください。
当日は、素敵なダンスステージ、販売などもありますよ!

入場は無料、申し込み不要です。
日本語字幕、手話通訳あり。

会場に駐車場はありませんので、公共交通機関(駅から徒歩3分)か
お車の方は周辺のコインパーキングをご利用ください。 




2024年1月21日日曜日

にじどりハウス

今年最初のにじどりハウス、今日はお正月遊びです。

福笑い・羽根つき・すごろく・・・
昭和なお正月遊びかもしれませんが、今の子どもたちには新鮮な遊びだったようです。

福笑いは目隠しをするので、まずは見本を見せます。
眉毛や鼻を置くだけなのに、本人は真剣!
周りの人は、ユニークな出来栄えに笑いを堪えながら見守ります。
目隠しを外し、自分が作成した「おかめ」「ひょっとこ」を見て、みんなで大笑い!!

単純な遊びですが、盛り上がりました。
大人数でやるのが楽しいですよね。

最後は、一人一人【○○で賞】の金メダルをもらって終わりました。

にじどりハウスのイベントは、ほとんどスタッフの手作りです。
聴こえない子や重複の子も理解しやすいように工夫をして準備します。
みんなが楽しめるように考えながら作るのは大変ですが
とびっきりの笑顔を見ることができると苦労も吹っ飛びます。