2019年1月26日土曜日

成人をお祝いする会

新成人の皆さま、おめでとうございます。

ときわ虹の会主催で、横浜ろう学校にて、同校を卒業した新成人の皆さんのお祝い会を開催しました。
当日は快晴、新成人の皆さんも晴れやかな顔をしていたのがとても印象的でした。
ご家族と、在学中にお世話になった先生方、在校生、卒業生も駆けつけてくださって、みんなでお祝いをしました。

手作り感満載のアットホームで暖かい時間を作ることができました。歓談では卒業アルバムや小さい頃の写真を持ち寄り、先生たちとともに懐かしい思い出話が尽きませんでした。 
大人の仲間入りをした新成人の皆さんが現在の様子や夢を語ってくださる姿は、とても立派で素敵でした。

ときわ虹の会の先輩や後輩が素晴らしい活躍をしたのも驚きでした。
成人を迎えている先輩達は、以前自分達がお祝いしてもらった感謝の気持ちを込めて、進行役やサポート役を快く手伝ってくれました。
後輩達は、学生時代お世話になった先輩へのお礼の気持ちが現れていました。

出席していただいた皆さまが笑顔で帰られた姿を見て、何か月もかけて、準備と話し合いを重ねてきた甲斐があったとホッとしました。

今の時代、メールやラインなどで簡単に会話はできます。でも、卒業式の頃からさらに身長が伸びて、きちんと服を着こなし立派な姿になった子たちを見ていると、やっぱり会って同じ時間を共有するのは良いものだな~と感じます。

お休みの日にも関わらず、開催場所を提供してくださった校長先生、ありがとうございました。


 

2019年1月22日火曜日

しゅわろう

毎回参加している方がお友達を連れて来てくれました。
どんどん輪が広がって嬉しいです。
初参加の方がいる場合は皆が自己紹介からスタートします。その時に忘れていた手話を再度教えてもらう事ができます。
「今度こそ忘れない!」と思っていても使わないと忘れてしまう事があります。でも、コーチの皆さんは何回でも教えてくれます。本当にありがたいです。
手話おしゃべり会「しゅわろう」の魅力の1つです。

次回は、2月8日


防災シンポジウム

横浜市健康福祉総合センターにて、防災シンポジウム「障害者支援をとおして被災地の現状と課題を知る~災害時に備えた地域での取り組み~」が行われました。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震。
被災地支援を行っているNPO法人さんからは、これまでの現状をお話ししてくださいました。
今後、横浜でも大規模な地震が予想される中で、どのような準備や意識が必要かを考えさせられました。

ときわ虹の会からは、代表の廣瀬が登壇し、保土ヶ谷区の取り組みについて家族からの視点でお話をさせていただきました。
昨年9月に行われた「横浜市総合防災訓練」に、ときわ虹の会からも子どもたちを含めて何名か参加したのですが、防災訓練と言いながら展示会のようであったり、障害者の話を聞きたいという割には何も聞かれなかったり、大型モニターには文字情報ではなくスライドショーが延々と流されていたり、極めつけは「避難者役」を任されたのに何の指示もなく、ただブラブラ展示品を見て回るだけの訓練。本当に有事の際にこれで機能するのか大変不安だった、そんな事をお話ししました。

それから、障害者だからといって手取り足取り支援が必要なわけではありませんし、避難所ではお客様でもない。
障害の種類や程度によっては、避難所で出来る事がたくさんあります。
自分にとって苦手な事は手伝ってもらい、誰かにとって苦手なことを手伝う。普段から、当たり前のことを当たり前に出来るような関係を作っておくことが大事だと思います。