2019年1月22日火曜日

防災シンポジウム

横浜市健康福祉総合センターにて、防災シンポジウム「障害者支援をとおして被災地の現状と課題を知る~災害時に備えた地域での取り組み~」が行われました。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震。
被災地支援を行っているNPO法人さんからは、これまでの現状をお話ししてくださいました。
今後、横浜でも大規模な地震が予想される中で、どのような準備や意識が必要かを考えさせられました。

ときわ虹の会からは、代表の廣瀬が登壇し、保土ヶ谷区の取り組みについて家族からの視点でお話をさせていただきました。
昨年9月に行われた「横浜市総合防災訓練」に、ときわ虹の会からも子どもたちを含めて何名か参加したのですが、防災訓練と言いながら展示会のようであったり、障害者の話を聞きたいという割には何も聞かれなかったり、大型モニターには文字情報ではなくスライドショーが延々と流されていたり、極めつけは「避難者役」を任されたのに何の指示もなく、ただブラブラ展示品を見て回るだけの訓練。本当に有事の際にこれで機能するのか大変不安だった、そんな事をお話ししました。

それから、障害者だからといって手取り足取り支援が必要なわけではありませんし、避難所ではお客様でもない。
障害の種類や程度によっては、避難所で出来る事がたくさんあります。
自分にとって苦手な事は手伝ってもらい、誰かにとって苦手なことを手伝う。普段から、当たり前のことを当たり前に出来るような関係を作っておくことが大事だと思います。