2024年2月26日月曜日

しゅわろう

おかげさまで、参加者が定着してきたしゅわろう。

始める前からすでにろう者と聴者が手話で会話を始めていて
「それではまず自己紹介を・・・」
と中断させるのが申し訳ないくらい、とても自然に手話が飛び交います。

来年度に向け新しいコーチも増えました。
今回は、サポート役として各グループに付いてもらいました。
来年度から、どうぞよろしくお願いします!

今年度の手話サロン「しゅわろう」は、市立ろう特別支援学校の会議室をお借りして、
年5回開催することができました。

コロナ前は、ファミリーレストランでランチをしながの開催でしたが
今は、ろう学校の会議室で、ろう学校のPTAと、虹の会会員を対象に行っています。
世の中は感染症に対して随分緩和されてきたものの
参加者には乳幼児の保護者もいらっしゃいますので
安全に行えるように取り組みたいと思います。

来年度も、同じスタイルで開催予定です。




2024年2月17日土曜日

にじどりハウス

 今回は、クレープを作って食べました。

レンジで簡単に生地が作れるタイプで挑戦!
保護者はキッチンで井戸端会議をしながら、ひたすら生地を準備したり、果物を切ったり楽しそう。

様々な特性の子が集まるので、サポートが必要な場合もあります。
声かけをしなくても、自然に動いてくれるスタッフや保護者の皆さん。

わざわざ「サポート」という表現をするのがへんなんですよね。
誰にだって手を貸すのは自然なこと、当たり前のことなんです。

子どもたちの居場所でもあるし、保護者の学びの場でもあるな~と感じました。






2024年2月16日金曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会「防災部会」「当事者部会」定例会

 今年度最後の定例会が行われました。

定例会の内容は会員と共有してきました。

とはいっても、書面だけだと全てが伝わっていないので、来年度は一緒にできるイベントがあると良いな~と思いました。

来年度も引き続き活動を続けていきます。

2024年2月9日金曜日

福祉教育

12月の人権週間に合わせて、保土ケ谷区内の小学校で福祉教育を担当しています。
障害のある人の事を、児童にお話しします。
私たちは、聴覚障害当事者と家族の会として、児童からの質問に答えたり、手話歌や簡単な手話を教えるという事を行っています。

今年度は小学校4校から依頼を受けて訪れました。今日が最終日!
そして、ずっとお願いしてきた「保護者の参観」が、ついに実現しました

2021年度から福祉教育を担当してきて感じていたこと。
子どもたちに聴覚障害のことを伝えることはできても、家に帰ってご家族に伝えているだろうか。
家で子どもから聞いた話を、ご家族はどのように受け止めているだろうか。
もしかして、子どもの素直な気持ちを、大人の偏見で消されていないだろうか。

そこで、今年度から家庭に配布するためのプリントも準備しました。
プリントを見ながら、「耳が聴こえない人が来たよ。ジェスチャーで通じたよ。手話が出来なくても伝わる方法を教えてもらったよ。こういう時困るんだって。こういう時便利なんだって!」ご家庭でも理解が深まることを願って・・・。

後日、訪問した学校の児童から感想文が届きました。
1年生の感想は素直で可愛らしく、6年生の感想は涙腺崩壊でした。私たちの話を聞いてくれた子どもたちが、今の気持ちのまま大人になって欲しいな~と感じました。






2024年2月8日木曜日

茶話会

今年度最後の茶話会をしました。

会員限定企画ですが、「はじめまして」という顔ぶれ。

でも、すぐに10年前から知り合いだったみたいに話が弾みます。子どもの事だけじゃなくて、自分の趣味の話や虹の会の企画でやってみたいこと等々、話が尽きることはありませんでした。

今年度から、少しずつ対面企画を増やしました。引き続き、ウイルス感染防止対策を徹底しながら、「会う」企画を増やしていきたいです。


2024年2月3日土曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会 当事者部会「どんぐりの家」上映会

いに!
映画上映会が実現しました。4年越しの企画です。

世界でコロナという言葉が知られ始め、横浜にクルーズ船が入港。
連日ニュースでは、横浜の事が報道されました。
まだ、手洗いうがい程度で、規制などもはっきりしない頃。
直前までどうするか緊急会議を行って、断腸の思いで延期の決断をしました。

今回も様々なウイルス感染症が流行り出し心配しましたが、無事開催することができました。

古い映画なので、観に来てくれる方がいらっしゃるのか、とても心配でした。
蓋を開けてみれば、300名を超す来場者がありました。
アンケートには励ましの言葉や一緒に頑張りたい!という心強いコメントが多かったです。

ステージでは、「モリスダンス」というイギリスの伝統的な踊りのイベントも行いました。
ときわ虹の会のメンバーが主宰の、横浜発「グランド・ハマ・モリス」チーム。そしてそのお子さんは日本で唯一のろう者のモリスダンサーです。
来場者の方は、「聞こえない人の踊りだから手話ダンスのようなものだと思っていたら、走り回って激しくてびっくりした!」と言われていました。

ロビーでは、オリジナルグッズ販売のブース活動をしました。
休憩時間や映画上映後に、「頑張って」と握手を求められることもありました。

小さな聴覚障害児者の家族会が、保土ヶ谷区内の事業所・社会福祉協議会・区役所・基幹の方々と協力し、無事にやり終えた事はとても光栄です。
横浜の保土ケ谷区にこんな家族会があることを、聴覚障害の抱える問題を、一緒に考えてくださって本当にありがとうございます。

これからも、困っている聴覚障害児者がいることや、ろう重複の存在と支援について発信していきたいし、虹の会の家族が笑顔で生活できるよう活動を続けていきたいです。

※入口に掲示した看板は
区内の作業所さんにお願いして作っていただきました。紙に印刷しているのではなくて、1文字ずつカッティングシートで切り抜いたものを貼り付けてあるんです。すごい作業です。