2016年2月17日水曜日

横浜市消防局による勉強会~知って役立つ蘇生術~

昨年から準備を重ねてきた、横浜市消防局による第二回目の勉強会をおこないました。

前回は、FAXで救急車を呼ぶにはどうしたらよいかを学習しました。
今回はそれを踏まえ、救急車を要請してから到着する平均8分の間に、私たちができる事について学習しました。

慈恵医大柏病院の救命救急の看護師さんと、横浜市消防局のコラボレーション企画は非常に珍しく貴重な機会となりました。

補聴器の電池が非常に危険であること、物が喉に詰まった時にどうすれば良いか
AEDの使い方、心臓マッサージの仕方などを教えていただきました。

もし、その場で上手く体が動かなくても
頭の片隅に置いておくだけでいざという時に大切な人を助けられるかもしれないと思いました。

実際に、最前線で住民の皆さんの命を守っている方々のお話は
本当に現実的で緊迫感がありました。

そして、消防の方からは
「救急車は遠慮なく呼んでください、何事もなければそれで良いですが、何かあった時には生死に関わりますので」
とおっしゃっていただいたことで、これからは躊躇なく119番できて安心しました。

AEDの使い方については、一般的に置いてある音声のものでは、耳の不自由な方は使えないということもわかりました。
今は字幕表示のAEDもあるそうですので、もっと普及したらいいと思います。

ご協力くださったろう学校、横浜市消防局の皆さまと
慈恵医大の看護師の皆さま、ありがとうございました。

手話で自己紹介をしてくださいました。