2022年6月29日水曜日

どんぐりお菓子届きました!

 先日開催したお仕事体験で、子どもたちが梱包・発送準備をしてくれたお菓子。

週が明けて、会員の皆様から続々と「届いたよ!」という報告とともに、とても美味しかった、暑い中ありがとうございました、子ども達を褒めてあげてください、家族みんなで美味しくいただきます等々、暖かいメッセージをたくさんいただきました。

参加した子供たちは、家に届くのが待ち遠しかったようです。

秋にどんぐりを収穫して、粉になって、お菓子になって、自分で丁寧に梱包して、宛名を書いて、それが家に届く。
1から工程に携わる経験って、大人でもそうそう出来る事ではありませんよね。

どんぐりのお茶を入れて、そんな思いを馳せながらいただくお菓子の味はまた格別でした。
ご協力いただいたまちふくさん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。





2022年6月25日土曜日

お仕事体験

子どもたちの社会体験イベント、昨年に続き2回目の企画です。
今回も、株式会社まちふくさんの全面協力のもと開催することができました。

初めての参加者は、まずどんぐりがお菓子やお茶、麺になるまでの様子を学びました。
この原料のどんぐりですが、実は昨年収穫のお手伝いをしたときに獲ったどんぐりかもしれないんですよ!そう思うと、何か愛おしく感じますね。
https://tokiwanijinokai.blogspot.com/2021/11/blog-post.html
その後、封筒のシール止めやスタンプ押し、商品を箱に入れる仕事をしました。
「指示を理解し動く、集中する。楽しくね!」を目標で進めていきました。

2回目の参加者は全員高校生。卒業後の進路に近づいた体験内容にしました。
社長からの作業指示を聞いてメモを取り、自分なりに注意することを書き足し、その内容をみんなで発表して気づかなかったことをまた書いて覚える、というしっかりとした作業確認も行いました。
実際の就労では、確実に仕事をすることが求められます。
高校生は「気をつけることを自分で考える!」を目標にしました。どの子も真剣に取り組んでいました。

手順通りに作業を進め、最後にどんぐり商品5種類を専用の箱に入れて梱包しました。
これらは、後日虹の会の会員の皆さんの元に発送されます。

2時間の体験後は、ボランティアさん達とコンビニでランチ購入体験。
ランチ後は、フリータイム。
大仕事を終えて、ようやく元気な声と笑顔が見ることができました。
緊張のスタートでしたが、最後に社長から手紙をいただき、恥ずかしそうな嬉しそうな表情の子ども達。達成感があったようです。

短い時間でしたが、成長している子ども達の姿に感動の連続でした。
コロナ禍で、学校では子供たちの仕事体験や実習の機会がとても減っているそうです。まだ小規模ではありますが、子どもたちのためにこういった活動も再開していきたいと思います。

実は、まちふくさんには手話で会話をする人はいません。しかし、全員手話で挨拶や簡単なコミュニケーションができます。随分前から、少しずつ手話の勉強をしてくださっているとのことです。
○○障害という壁をなくし、お互いを認めあう姿勢は素晴らしいと思います。

開催に向け、1か月前から準備をしてくださったまちふくの皆さんには本当に感謝しています。ご厚意に甘えて色々お願いしましたが、快く引き受けてくださってありがとうございました。















2022年6月14日火曜日

しゅわろう

手話が飛び交うのを見ると、コロナ前に戻ったみたい!
違いは、全員マスクシールドを着用していること。

手話ネイティブのコーチ(虹の会会員のろう者)と一緒に、手話を勉強する虹の会名物「しゅわろう」、久しぶりに開催できました。
今回はなんと、申込みの半数以上が初参加で手話初心者でした。
コーチ達は、初心者の人でも楽しんでいただけるように、指文字表やホワイトボードを準備して、当日を迎えました。

「久しぶり」の挨拶から手話で会話を楽しむ常連の人。
反対に初参加の方からは、緊張している様子が伝わってきました。
大人のろう者と接する機会が少なく、スピードが早い手話を見て驚いたそうです。

レベル別にグループに分かれ、自己紹介からスタート。初心者には音声や筆談のサポートをしました。
初参加の方は、お子さんと会話をしたいからという理由で申込みをされたみたいです。「今夜、覚えた手話を使ってみます。子どもがびっくりするかも!」と嬉しそうでした。

手話が好きになってくれて、私達も嬉しかったです。

なにより、堅苦しくないリラックスしたスタイルのしゅわろうの必要性を、改めて感じることができました。

今後は、場所や時間など安全対策を確保した上で、無理のない頻度でしゅわろう再開をしていく予定です。