2024年2月3日土曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会 当事者部会「どんぐりの家」上映会

いに!
映画上映会が実現しました。4年越しの企画です。

世界でコロナという言葉が知られ始め、横浜にクルーズ船が入港。
連日ニュースでは、横浜の事が報道されました。
まだ、手洗いうがい程度で、規制などもはっきりしない頃。
直前までどうするか緊急会議を行って、断腸の思いで延期の決断をしました。

今回も様々なウイルス感染症が流行り出し心配しましたが、無事開催することができました。

古い映画なので、観に来てくれる方がいらっしゃるのか、とても心配でした。
蓋を開けてみれば、300名を超す来場者がありました。
アンケートには励ましの言葉や一緒に頑張りたい!という心強いコメントが多かったです。

ステージでは、「モリスダンス」というイギリスの伝統的な踊りのイベントも行いました。
ときわ虹の会のメンバーが主宰の、横浜発「グランド・ハマ・モリス」チーム。そしてそのお子さんは日本で唯一のろう者のモリスダンサーです。
来場者の方は、「聞こえない人の踊りだから手話ダンスのようなものだと思っていたら、走り回って激しくてびっくりした!」と言われていました。

ロビーでは、オリジナルグッズ販売のブース活動をしました。
休憩時間や映画上映後に、「頑張って」と握手を求められることもありました。

小さな聴覚障害児者の家族会が、保土ヶ谷区内の事業所・社会福祉協議会・区役所・基幹の方々と協力し、無事にやり終えた事はとても光栄です。
横浜の保土ケ谷区にこんな家族会があることを、聴覚障害の抱える問題を、一緒に考えてくださって本当にありがとうございます。

これからも、困っている聴覚障害児者がいることや、ろう重複の存在と支援について発信していきたいし、虹の会の家族が笑顔で生活できるよう活動を続けていきたいです。

※入口に掲示した看板は
区内の作業所さんにお願いして作っていただきました。紙に印刷しているのではなくて、1文字ずつカッティングシートで切り抜いたものを貼り付けてあるんです。すごい作業です。