2015年5月13日水曜日

しゅわろう

ろう学校近くのファミレスで、今年度1回目のしゅわろうを行ないました。

しゅわろうは、手話+しゃべろうの、虹の会の造語です。手話+ろう者の意味も含んでいます。
カリキュラムのある手話教室とはまた違った、手話でおしゃべりしながらランチする交流会です。

1テーブル5人くらいに、ろう保護者が講師として1名入ります。
おおまかにレベルを分けて、テーマは同じですが単語の数や手話のスピードを変えています。
今回は、GWに何をしたかをそれぞれ発表しました。

手話で気楽にお喋りする会がコンセプトなので、いくら手話が間違っていても全然気にすることはありません。
また、手話の意味がわからなかったら「ちょっとまって、今のは何?」と話を遮っても構いません、丁寧に教えてもらえます。
もしも自分の手話表現が違っていたら、「それ、こうやるのよ」と講師の先生がすぐに直してくれますし、多少違っていても通じればOK!という、ゆる~い雰囲気で安心です。

また、しゅわろうの特徴は、音声で話しながら手話をつけて話す方法が一番多いということです。聞こえる人も聞こえない人も手話ができる人もできない人も、同じテーブルでみんなで雑談をするには適していると私は思います。

初心者で何度も参加している方は、「今まで手話が出来ないことを気にしていたので、ろうの保護者にどうやって話しかけていいか分からなかった。しゅわろうで顔見知りになってからは、学校で会っても気軽に挨拶できるようになった」と言われていました。嬉しいですね!