2018年11月5日月曜日

茶話会

毎月1回行っている、ときわ虹の会の茶話会。

今回は、神奈川県聴覚障害者連盟理事長の河原さんと、川崎市ろう者協会の大山さんが参加してくださいました。

お2人は、私達の日頃の活動に大変興味を持っていらっしゃっていて、虹の会の会員の皆さんが何を思っているか、生の声を聞きたいとおっしゃっていただきましました。

子どもの年齢に応じてそれぞれの悩みがあり、また大人になった後はまた別の問題があり、最終的には「なぜ神奈川県にはろう重複の施設がないのか」「聴覚障害者がきちんと働ける場所の確保は?」「神奈川県は非常にろう者に対する整備が遅れている」というテーマまで話は広がりました。

手話で満足に授業が出来ない先生が担任になった時の悩みというのも現実に起こっていて、ろうのお母さん達に「子どもの頃、学校の授業は手話で教えてもらえたか?」という質問もありました。

午前中が終わって昼食をとった後、午後からも活発に意見交換が行われました。

「ちょっと話を聞いて欲しい時に、気軽に話せる場所を」という目的で始めた茶話会ですが、今や虹の会の中だけにとどまらず、色々な関係機関の方々が関心を持ってくださるようになりました。
横浜では唯一の、聴覚障害児者の親の会「ときわ虹の会」が発信する内容は、保土ヶ谷区から徐々に横浜市、そして神奈川県へと広がりを見せはじめています。