2012年10月10日水曜日

あんしんノート意見交換会

先月開催した、あんしんノート書き方講座についての意見交換会を行いました
参加者は16名、お弁当を囲みながら
まず各テーブルでどのような話があったか簡単な報告をしました



ひとえに聴覚障害と言っても
補聴器なのか、人工内耳なのか
手話はどの程度使えるのか、口話なのか、筆談なのか
筆談といってもどの程度の語学力があるのか
本人が思いを伝えるためにはどのような方法があるか

これだけでもすでに、ひとりひとりの支援の仕方が違うことがわかります

支援してくださる方が
聴覚障害者=手話 という先入観にとらわれずに
その時の本人に合ったコミュニケーション方法を使ってくださるように
細かく書き留めておくことが大事だと思いました

また、自分で自分のことを伝えられる子には必要がないのではないか
というご意見もありました
たしかに多くの個人情報を詰め込んでおくものですので管理の問題もあります

でもこう考えてみてはいかがでしょうか
「もしも明日、自分が事故に遭って死んでしまったとき
パパや家族の誰かが、耳鼻科の場所や保険証がどこにあるか知っているだろうか」

書きたくないことは書かなくてもいいでしょう
書き足りなければ自由にページを追加したらいいでしょう
不要になればそのページを抜いて捨ててもいいでしょう
そういうもので良いと思います。

今年度中の完成を目指して、進路委員会、運営委員会、虹の会が共同で
聴覚障害用のあんしんノートを完成させていきます
ミーティングには、PTAのどなたでも参加していただくことができますので
ぜひ色々な意見を聞かせてください


配られたお菓子、どんぶり1杯が1人前って多すぎでしょ(^^;)