2018年9月29日土曜日

映画「みんなの学校」上映会&和太鼓演奏@浜家連 ブース活動

ときわ虹の会は、保土ヶ谷区自立支援協議会の防災部会で活動をしています。
そこでお仲間として一緒に色々な活動をしている家族会繋がりで、今日はNPO法人浜家連(横浜市精神障害者家族連合会)Bブロック市民精神保健福祉フォーラムというイベントに参加させていただきました。

映画は、3月に同じものを一度鑑賞しているので、今回は売り場に専念!

舞台バックヤードでのアシスタント組と、販売活動組に分かれてスタートです。
嬉しい事に、会員の高校生のお子さんが、「販売員」として初めて参加してくれました。また、最後の挨拶で手話通訳を名乗り出てくださった虹の会の会員さん、どうもありがとうございました!

さて今回は、いつもの雰囲気と違います。

というのも、ブースに来てくださる方々の多くが「聞こえる人」だからです。
元々は精神障害の当事者・家族・支援事業所等々の方々が集まるイベント。「聴覚障害」という言葉は知っていても、実際には馴染みのない方々です。
壇上には手話通訳がついているし、ロビーでも手話で話している人がいる。

たくさんの方が私達のブースに立ち寄ってくださいました。
当会のメイン商品である筆談ボードを手に取って、「これ何ですか?」と興味を持ってくださったり、「素晴らしいアイデアですね!」と驚く方が多かったのが印象的でした。
何度も改良し、より使いやすくなった誇れる逸品を褒めていただき、鼻高々。

「私達は耳が聞こえないので、筆談に使うんです」「小さなお子様はお絵かきに使ってもいいですね」「表紙には家の壁紙を使っているのでオシャレでしょう?」
ろう学校の生徒がお店番をやっている姿も、なかなか刺激的だったようです。いっぱいセールスして、いっぱい売れました!

この子たちが働ける居場所作りを目指しているんです、という話にも、耳を傾けていただけました。

販売員の子ども達には
①商品を袋に入れて渡す
②ありがとうございました。と頭を下げる
③休憩以外は座らない
をルールにして、きちんと店番体験をしてもらいました。
初めての体験で緊張のせいか顔が強ばっていた子も、先輩たちに都度アドバイスをもらいながら頑張っていました。貴重な体験ができたと思います。

精神障害の家族の方々と色々お話をさせていただきましたが、聴覚障害も、精神障害も、「ぱっと見では理解してもらえない障害」という意味では、色々と悩ましい事や心配事に共通点があるようでした。障害の相互理解にも力を入れていきたいと思いました。

「今日は、違う障害の方のお話が聞けて良かった」と言われました。私も同じ気持ちです。とても良い会だったと思います。