2025年8月6日水曜日

電話リレーサービス勉強会

一般財団法人日本電話リレーサービス(日本財団)の講師の方をお迎えして、電話リレーサービス/ヨメテルの体験勉強会を行いました。

当初は会員向けの開催を検討していましたが、この話を地域支援に持って行った所、「支援側や地域の方々にも周知する必要があるサービスだから一緒にやりましょう」ということで保土ケ谷区障害者地域自立支援協議会の当事者活動支援部会と共催にしました。

当日は、講師含め23名が集まりました。予想に反して会場内は満員御礼。
中には県外の大学生がわざわざ勉強のために来場してくださったりして、この事業の反響の大きさに驚きました。

電話リレーサービスは、「手話」で話す人と、「声」で話す人を繋ぐ素晴らしいサービスです。
これまで手話通訳を依頼する時は、事前に登録して、日時を指定して、その時間に現地に来てくださる方を探してもらわなければならなかったのですが、このサービスはスマホやPCを通じて手話通訳士の方を呼び出せるので場所を選ばず、また24時間365日利用することができます。

手話で話す人は、スマホの中の手話通訳士に内容を伝えます。
手話通訳士はそれを音声で相手にに伝えます。
声で話す人にとっては、手話通訳の間のタイムラグがあるだけで、普通に電話をしているのと同じ感覚です。

今は、お店や病院などネットで予約できるサービスが多くなったので聴覚障害の人も便利になりましたが、それでもキャンセルや変更、問い合わせは電話のみという事が多々あります。

まだまだ知られていないサービスなので、電話リレーサービスから電話がかかってくると詐欺や間違い電話と思ってガチャ切りされることも珍しくないそうです。
まずは地域のお店や役所などから、広めて行けたら良いなと思います。