2013年6月25日火曜日

第1回しゅわろう

学校近くのファミリーレストランで、第1回手話ろうを行いました。

手話を覚えたいと思ったら、スクールに通ったり、テレビの手話講座で学んだり
ろう学校の手話教室に参加したり、自宅近所の手話サークルに入ったりなど
いろいろな場所で手話を学ぶ方法があるのですが
最初から、「ろう者と手話で話すこと」に緊張する人も少なくありません。

特に、途中から転校してきた場合は
ろうの保護者と手話でおしゃべりをするなんてハードルが高い、
私の下手な手話じゃあ通じない、どうしよう・・・と悩むケースもあります。


そこで、まずまったく手話を使ったことがない方でも
手話のある空間を楽しんでいただけるように
ひとつのテーブルにろう保護者講師についてもらって、ホワイトボードを置き
合計3~4人で「気軽にランチを食べながら雑談をする会」を企画しました。


「しゅわろう」という名前は、講師のろう保護者が考えたタイトルで
そこには2つの意味が込められています。

ひとつは、例えば喋ろう、語ろうというように、「手話で話そう」=「しゅわろう」という造語です。
もうひとつは、 手話と聴覚障害者を示す「ろう」を合わせています。


ろう保護者は講師ですので、どんな質問をしても手話を丁寧に教えてくれます。

わからなければホワイトボードに文字や絵を書いて表せば良いし
遠慮なく何度でも聞き直して、わかるまで教えてもらえるのが小規模の良いところ

最初はドキドキしていた参加者も、次第に打ち解けて
食べ物の名前や、気持ちの表現方法から、最後にはギャンブルなどの手話も飛び出し・・・・
 

手探りの初回でしたが
講師の皆さんからは、楽しかった。私たちも勉強になったという感想を
参加者の皆さんからは、普段聞けない手話を教えてもらえた。「あっ、いまの手話なに?」とすぐに聞けてよかった、という感想をいただきました。


これからも、定期的に開催しますので
興味のある方はぜひ虹の会までお問い合わせください。