2019年9月15日日曜日

関東ろう者大会 ブース活動

毎年、関東各都県が順番で担当している関東ろう者大会が、9月14日、15日の2日間で開催されました。
今年は神奈川県が担当で、この横浜に関東一円からろう者や手話関係者など大勢の方が集まり大変な盛り上がりを見せていました。

ときわ虹の会は15日の西公会堂で出店しました。立ち寄ってくださる人数も大規模!その人数にの多さに、お手伝いとして参加した虹の子達も戸惑い気味。
今回お手伝いに参加したのは「子」と言っても、ろう学校の卒業生達。普段はそれぞれ仕事をしていますので、この状況にも少しずつ慣れ、お客さんと会話をする余裕も出てきました。さすが社会人!

色々な所で販売活動をしていると、「ときわ虹の会の販売目的は何ですか?」と聞かれることがあります。そんな時は、
・子ども達の居場所作り事業の資金集め
・ろう重複児者の周知
とお答えしています。

「子ども達の居場所作り」はときわ虹の会を立ち上げた当初からの目標で、その時々のニーズに合わせながら形を変えて継続しています。
今は、販売活動の場所が子ども達の社会経験の場所になっています。休日にブース活動のお手伝いに来て、多くの方と接しコミュニケーションを取る。お客さんへの言葉遣いだったり、笑顔だったり、商品を袋に入れて渡す、お釣りを渡す、長い間立って接客することなど、教室の中では経験できなかったことだらけ。

ブースでお配りしているチラシを折る作業も子ども達の担当です。
準備や片付け、接客だけでなく、時には舞台で宣伝発表もします。
そこから学ぶことがたくさんあります。とてもいい経験をさせていただいています。

今後も色々な所で販売活動を続けていきますので、ブースにお立ち寄りいただき子ども達に声をかけていただけると嬉しいです。