2018年6月23日土曜日

神奈川のろう教育を考えよう 集会

大和市にて、「神奈川のろう教育を考えよう」集会が無事行われました。
虹の会からもスタッフとして7名参加しました。

当日はあいにくの雨天でしたが、参加者100人超、スタッフ30人超で非常に活気のある会でした。
議員の先生や、大学の先生、ろう学校の先生など、多くの来賓もお招きして、ろう教育(重複教育)の抱える問題を共有していただきました。
ただ、近隣である息子の母校の校長先生が参加されなかったことは、遠い場所から駆けつけてくださった他校のろう学校の校長先生との温度差を感じて非常に残念に思いました。せめて代理の先生にでも、顔を見せていただきたかったのが悔やまれるところです。

前半の基調講演では、全国聴覚障害教職員協議会のM先生が講師として、
後半は、ろう学校教員、青年ろう者、ろう・難聴児童生徒の親、重複聴覚障害児の親(ときわ虹の会)、それぞれの立場から発表を行いました。
また、質疑応答では、見落とされがちな「発達障害」について、問題提起もさせていただきました。

「ろう」をキーワードに、色々な方が集まって話し合っているとてもステキな会が実現したと思います。手話通訳、要約筆記等の情報保障もしっかりと行われました。

大事なのは、「障害のことや困っていることについて、世の中にどんどん発信していく」ことです。同じ障害を持つ人たちや保護者が集まって悩みをシェアするのと同時に、居住区の議員さんにその声を拾ってもらったり、「こういう人達がいて、こういうことに困っている」と知ってもらう活動をしていかないと、なかなか世の中に広まっていかないことを痛感しています。

実行委員会はこの先まだまだ続いていくと思いますので、次回イベントの開催の際はもっとたくさんの方に来ていただきたいなと思います。

公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会のブログに掲載されました。
http://blog.canpan.info/kanagawa-a-deaf/archive/128

(事務局K)