2013年11月23日土曜日

情報アクセシビリティフォーラム

秋葉原UDXにて行われた、情報アクセシビリティフォーラムに
虹の会7家族で参加してきました。


2006年に国連総会で採択された、「障害者権利条約」は
障害のある人の尊厳と権利を保証するための人権条約ですが
世界の138カ国が批准しているこの条約に、残念ながらまだ日本は批准していません。

2013年6月に、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」が公布されたことにより、ようやく2016年4月より施行される予定です。

例えば、耳が聞こえないから聴覚に関する設備がない学校に通えないとか
設備のない企業に就職できない、会議に参加できないなど
社会生活のみならず、日常生活の中においても
障害を理由として不利益を被るようなことがあってはならない
という法律です。

悲しいのは、違反した場合に罰則がある、ということでしょうか。
罰則などなくても
当たり前のように互いが理解しあえる世の中になると良いですね。


障害を持つ方にとって、「コミュニケーション」がスムーズに行くことはとても大切なことです。
このフォーラムでは、点字、筆記、手話などをはじめ
主に聴覚障害を持つ方に対しての電話や、盲ろうの方に対する拡大機など
最新技術を使った機器が展示してありました。
また、触手話の体験などもさせていただくことができました。

子どもたちも、色々な機器に触れ、とても有意義な時間を過ごすことができました。



普通の本屋さんで売られていないような本もたくさん販売していました。
うちの息子は料理に興味があるため、このような本を購入しました。















会場を出たあとは、聖地秋葉原、メイドカフェへ!
初体験の皆様、目がまん丸になっていました。