2025年1月31日金曜日

福祉教育が無事に終わりました!

今年度も、保土ヶ谷区内の小学校3校で聴覚障害の福祉教育の授業を行いました。
講師は虹の会からろう当事者の保護者と、サポートスタッフ4名です。

耳が聴こえない人について子ども達に知ってほしいことを、親目線・当事者目線で伝えました。また、手話体験やジェスチャーを通し、聴こえない人とのコミュニケーション方法を知ってもらいました。

2021年度から依頼を受け4年目。

といっても、12/4~12/10の人権週間に合わせて行われるため、冬の1~2か月に集中しています。
昨年のことを思い出しながら、社協や学校と事前打ち合わせを念入りに行い、時間配分や立ち位置など確認していきます。訪問先の児童の学年も違うし、雰囲気も学校ごとに違います。
去年の反省を生かして、今年はもっといい授業をするために頑張りました。

私たちが驚いたのは、「ありがとう」などの挨拶の手話を知っている児童が多いことでした。少し前には人気俳優が出演している手話のドラマもありましたし、聴覚障害に興味のある子ども達が増えていると思います。中には、あらかじめお渡ししている指文字表で自分の名前を覚えてきた児童もいました。

私たちが福祉教育を始めた4年前とは違う状況で、嬉しい限りです。









2025年1月12日日曜日

初夢まつり ブース参加

社会福祉法人ほどがや様のお祭りに、保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会「当事者支援部会」が参加して、ブース活動をしました。

部会でいつも集まっている当事者ご本人や親の会が、
発達障害の親の会は、本やイヤーマフ体験などの展示
写真が趣味の方の写真展
当会は、聴覚障害のことを知ってもらう展示をしました。

すると、、、
「前に学校に来て手話を教えてくれた人ですか?」と声をかけてくれた子がいました。福祉教育で授業を担当した小学校のお子さんでした!
指文字やジェスチャーゲームをしたことを覚えていたようです。

さらに、そのお子さんのお父さんは会社でUDトーク(文字起こしアプリ)を使って聴覚障害の方とコミュニケーションをとっていると話してくださいました。「耳のきこえない人がが身近に感じるんです」と涙腺崩壊寸前のお話もしてくださいました。

他にも、電話リレーサービスに関心がある福祉関係者の方がが何人もいらっしゃいました。「事業所で共有して良いですか?」と写真を撮っていたり、実際に聴覚障害の方を支援しているケアマネジャーさんは、ご自身が手話ができないためコミュニケーションができず利用者の気持ちが分かりづらく、寄り添った支援ができていないと感じているようで、手話以外でも伝わる方法があることを伝えることができました。

とても実りのある啓発活動ができました。

お祭りには他にも、作業所さんの販売、屋台や地元野菜の販売、ステージ発表など色々なイベントがあって、地域の方達がたくさん来場されて盛り上がっていました。

 ステージには、ときわ虹の会のメンバーが主宰されているダンスチーム「グランド・ハマ・モリス」様にも出演していただいて、楽しい1日になりました。






2025年1月8日水曜日

事務局オンラインミーティング

明けましておめでとうございます。
虹の会も、今年3月で丸13年が経過します。
14年目の今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初の事務局ミーティングは、オンラインで行いました。
設立当初はPTAで子育て真っ最中のメンバーが中心だったのですが、13年も経つと自分たちのニーズも生活環境もガラっと変わりました。
子ども達が大人になり進学したり就労すれば、当然親の生活スタイルも変わってきます。
以前のようには、なかなか集まる時間が合わない事も増えてきました。

他の親の会でも、似たような問題を抱えているようです。
今は子育てをしながら働く親が増えた事や、インターネットでいくらでも情報が手に入る時代なので何か困ったことがあっても解決できてしまう。
福祉のサービスも昔に比べてとても充実してきました。使えるサービスも相談窓口も増えました。

それはずっと願ってきた事なのですが、皮肉な事に親の会の役目が段々と減る事になりました。
結果的に人手不足のため存続が厳しくなり、この頃は事実上の活動休止や解散する親の会も増えていると聞きます。

さて。
ミーティングといっても、自分たちが何を求めているのか、この先どうしたいのか、そんな胸の内を雑談しました。

自分達がやりたい事をやろう、やりたくない事はやめよう。
自分達の為にやろう、これまで助けて貰ったご恩を地域に返せるようにしよう。
決まった人が何でも請け負うのはやめよう、みんなに協力してもらおう。
何かやりたいという人がいれば手助けをしよう。

今年も無理せずにゆる~く続けていければいいなと思います。