2024年10月29日火曜日

防災講座 ~見直そう 防災~

ときわ虹の会は、保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会の防災部会の一員として活動をしています。
以前定例会に出席した際、保土ヶ谷区役所の担当者の方から「在宅避難」リーフレットの説明会がありました。

もし、大きな災害が起こった時にどう行動したらいいか、備えはどうすればいいか、多くの方に知って欲しいと思い、会員向けの防災講座を企画しました。

聴覚障害当事者の参加もありました。絵や文字だけの情報だと正確に伝わらないことも多いので、手話通訳者の方に来ていただいて、しっかり内容を使えることができて良かったです。

講座は3本立てで、
   ①在宅避難リーフレットの説明・・・・保土ケ谷区役所の担当職員さん
   ②能登半島地震ボランティア体験談・・・ときわ虹の会会員
   ③防災士より、携帯トイレの備蓄品紹介・・・ときわ虹の会会員
で行いました。

日々の備えや実際に災害が起こった時にどうなるかの話、今年元旦に起こった能登半島地震に災害ボランティアとして参加した時の話、防災士よりトイレの話と、専門家を交えての盛りだくさんの内容でしたが、素人考えで「とりあえず水と食料を備蓄しておけばいいわけではない」ことが良く分かりました。

能登半島の場合、他の被災地と違って地形的にアクセスが悪く、支援に向かうだけでも大変だったことに驚きました。トイレの話に関しては、水や食料は我慢できてもトイレは我慢できないと聞いてはっとしました。

参加者からは、「被災したらすぐに避難所に行くと思っていた。」「何日分の備蓄品を準備すれば良いか知らなかった。」「ローリングストック法を知れて良かった。」「家族内で共有したい。」など多くの感想がありました。

定期的に行っていきたい講座だと思いました。




2024年10月22日火曜日

事務局オンラインミーティング

久しぶりの事務局ミーティングは平日の昼間だったため、全員が集まることはできませんでしたが、オンラインで2時間たっぷり話すことができました。

今年度の活動は、「変わらない事・変わっていく事」を考え決めました。

2024年度も4月から半年が経ちましたが、イベントなどを計画するよりも、それを実行する人達の負担が大きい事や、いつも同じ人ばかりがスタッフとして運営している事などを中心に話し合いました。

年々子どもが大きくなれば働きに出る保護者も増えますし、卒業すれば進学や就職等で生活圏が変わります。
卒業と同時に、虹の会の拠点である保土ケ谷区に縁がなくなる人が多くなるのは仕方がないこと。

そうやって環境が変わっていく中でも、数名の有志とお手伝いをしてくれる方々で出来る範囲で細々とやっていますが、近年は地域からやイベント出店や講座開催などを求められる事も多くなってきて、段々手が回らなくなっているのが悩みです。

13年目に入った虹の会。今後どうやって維持していくべきか、そのためにはどうしたらいいのか、改善策を練って会員の皆様にお知らせとお願いをしていきたいと思います。

久しぶりのミーティング、やはり顔を合わせて話す機会は定期的に必要だと感じました。