久しぶりに茶話会を行いました。
コロナ対策で、お茶もお菓子も出せないのが少し寂しいですが、こうやって開催できたことはうれしく思います。
最近、ときわ虹の会には未就学児の保護者からの相談がよく来ます。直接メールをいただくこともあるし、相談機関から紹介していただくこともあります。
悩んでいる保護者が多いと感じています。
今回、小学校に上がる前のお子さんについて悩んでいるお母さん方が参加されました。話を聞くと、役所の子ども支援課に行っても、色々な特別支援学校に行っても、どうもぼやけた回答しか貰えないようです。
特に、障害を併せ持つ場合は、いい意味で言えばどの障害をメインにするかで学校を選べるのですが、悪く言えばどこも中途半端。
だから、お母さんたちは本当に勉強しているし、色々な所から情報を得ようと努力されていて、日々の子育ても大変なのに・・・・心から尊敬します。
ろう重複も多様化しているようで、それを受け入れる側の学校や先生方の苦労も重々承知の上ですが、進路先が決まらない、受け入れ先が決まらない、安心して子育てができない状況は切実な問題なのです。
今回の茶話会の参加者は、20代半ばの子の親から未就学児を持つ親まで、幅広い年齢の人たちが集まりました。子どもの年齢が20年も違います。
私が真っ先に思ったのは、「20年たっても何一つ進んでいない。いや違う、10年ぐらい前は少し進んだけど、また退化してる!」でした。これは衝撃的なことです。
改めて、親の会の存在とは何か、私たちにできることは何かを考えて、困っていることをどんどん世の中に発信してきたいと思います。
ランチは、いつもお世話になっている作業所さんへ。
金曜日はスペシャルメニュー!卵がのっています。ごちそうさまでした。