2024年12月12日木曜日

防災訓練参加

週末子どもレク(にじどりハウス)の活動場所としてお借りしている、「NPO法人きてん ほどがや希望の家」様の防災訓練に参加させていただきました。

近隣の商店街や福祉事業所の方々も参加し、50名以上の方が集まりました。
安否確認をし、広域避難場所まで歩きました。最短ルートではなく車イスの方が移動しやすいルートを通ったり、移動途中に体調不良になった方を乗せるリアカーも準備されていたり、とても勉強になりました。

自治会長さんも商店街の方々や福祉事業所のスタッフと顔の見える関係性が築けているので、素晴らしいと感じました。福祉事業の皆さんもヘルメット着用し、黄色のバンダナを付けていました。

いざという時に、こうして地域の方達と助け合って避難できる体制が整っているのは、本当に素晴らしと思います。



2024年12月7日土曜日

にじどりハウス クリスマス会

今年も、「週末こどもレク にじどりハウス」でクリスマス会をしました。

まず、画用紙でクリスマスカードを作りました。
みんな、家族に向けて色々なメッセージを書いていました。

それから、室内の飾り付けをしてお楽しみのランチ会。

昨年はスタッフが途中で姿を消しトナカイになって登場した(もちろんバレバレでした笑)ので、今年もスタッフが着替えるんだろうな~と誰もが思っていた時に・・・

なんと窓からサンタクロースが!!!!

子どもだけでなく親もビックリ!サプライズ大成功~。サンタクロースは元ろう学校の先生。しばらくの間、室内は興奮状態でした。

実は10月ごろからスタッフで準備を重ねてきました。
喜ばせることが大好きなスタッフ、こども達がとても盛り上がってくれたので、やって良かったなあ!って大きな達成感を得ることができましたよ。

楽しい1日になりました。





2024年12月3日火曜日

12/3~12/9は「障害者週間」です

「障害者週間」をご存じですか?

内閣府からも発表されているのですが、なかなか馴染みがないのが残念です。わざわざ「週間」にしなくても、日常的になることを願っています。

障害者週間とは・・・

平成16年6月の障害者基本法の改正により、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、従来の「障害者の日」(12月9日)に代わるものとして設定されました。 「障害者週間」の期間は、毎年12月3日から12月9日までの1週間です。(内閣府HPより抜粋)


この時期は、色々なイベントや勉強会が行われていて、当会も微力ながらお手伝いをしています。

1つ目は、啓発活動です。
保土ヶ谷区社会福祉協議会の当事者部会の一員として、12/3に近隣の小学生と当事者の皆さんと一緒に区役所前・スーパー前・駅前に分かれて、ティッシュ配りをしました。

ポケットティッシュの中には「障害者週間」のチラシが入っています。手に取ってくださった方に見ていただけたらいいな~。

2つ目は、4年目になる小学生対象の福祉教育の講師です。
今年も、保土ヶ谷区内の小学校3校から依頼があり、学校に出張して授業を担当することになりました。
学校側のねらいを聞いて、授業を行う学年に合わせて内容を決めていきます。

講師は、聴覚障害当事者です。手話を使ってお話をします。普段、子ども達はネイティブの手話に触れる機会は中々ないかもしれませんね。
さらに、その手話語と話し言葉と繋ぐ「手話通訳」の存在を、小さいうちから知ってもらう貴重な体験だと思っています。

福祉教育の様子は、後日改めてリポートします。





2024年11月22日金曜日

コミュニティーカフェ見学&ランチ会

港南台にあるコミュニティカフェ icocca(いこっか)さんに、虹の会3名で見学&ランチに伺いました。

コミュニティカフェとは地域密着の「誰でもカフェ」の事で、誰でも気軽に立ち寄ってご飯を食べながらお喋りができるようなカフェの事を言います。横浜市の場合は補助金なども出ています。

icoccaさんの場合はランチの提供だけでなく、放課後フリースペース、ワークショップ、子ども食堂、地元野菜の販売、おやこカフェ、復興支援、委託販売などなど、たくさんのイベントを日々行っていらっしゃいました。

ランチは1種類のみで、小皿に数種類のおかずが並びます。今日は7種類のおかずにご飯とお味噌汁で880円でした。

虹の会も、将来的には細々とこういったコミュニティカフェができたらいいな~という淡い夢がありまして、スタッフの方にお話を聞かせていただくことに。とても親切に色々と教えていただくことができました。

第一印象は「THE・パワフル!」。とにかく最初に必要なのはお金よりも勢い!だそうです。でも現実的には人材とお金。スタッフさん達はほぼボランティアだと仰っていました。

お話を聞いている間も、赤ちゃんと小さいお子さんを連れたお母さんが1人でランチに来られていました。子ども用のメニューもちゃんと用意されていて、座敷もあって、確かに気兼ねせずに”ちょっといこっか”って訪問できるカフェ。

ぼんやりと、「いつかできたらいいな~」と思っている我々。
商売をしたいのか、それとも社会貢献したいのか。
色々と考えさせられた1日でした。

コミュニティカフェicoccaさん https://icocca.org/





2024年11月12日火曜日

結局片付かなかった日

過去に会の紹介用に作成したリーフレットやチラシなどがたくさんあるので、年末までにシュレッダーしようと大きな袋に入れていきました。

ついつい見返して想い出に浸ってしまう時間のほうが長くなります。

講演会・勉強会など協賛いただき開催していたな~。

コラボ企画もやった。

月に何回も会員と会う機会があったり、事務局ミーティングは毎月やっていた。

他県にも音楽隊として参加したり、福祉バス旅行・・・。

リーフレットの表紙の絵は会員作・・・。

全然片付けが進まないまま時間だけが過ぎていきました。脳内も胸もいっぱいになり、なぜかため息が出ました。

全部シュレッダーせず、各チラシを1枚ずつ残すことにしました。終わるかしら(;’’)



2024年11月9日土曜日

市立ろう特別支援学校文化祭「ときわ祭」にて販売活動

文化祭は、児童生徒にとって特別な日。

その普段とは違った高揚感あふれる場でブースを出させていただきました。
オリジナルグッズ・企業様からの寄付商品の販売、会の活動掲示、赤い羽根共同募金活動をしました。

多くの保護者や先生方が立ち寄ってくださり、ついつい長話・・・。休憩中の会員のお子さんが、「疲れた~」と愚痴をこぼしに来たり。一瞬誰だか分からないくらい成長した卒業生が、恥ずかしそうに顔を見せに来てくれました。

ときわ虹の会の会員は、もうお子さんがろう学校を卒業した方が多いのですが、こういう形で卒業後も学校に関わるのはとても大切な「繋がり」だと感じます。

赤い羽根共同募金で集まった寄付金は、子ども、高齢者、障害者などを支援する団体に助成金を交付したり、災害時支援に役立てられています。

ときわ虹の会も毎年助成金をいただいていて、とってもお世話になっています。

募金をしてくださった方に、神奈川県共同募金会横浜市保土ヶ谷区支会様が発行されている「ほどがやだより」をお渡ししているのですが、なんと!
今年度のお知らせには、募金を活用した取り組みの紹介欄として、ときわ虹の会が12月に地域の小学校で行っている福祉教育の様子が載りました!







2024年10月29日火曜日

防災講座 ~見直そう 防災~

ときわ虹の会は、保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会の防災部会の一員として活動をしています。
以前定例会に出席した際、保土ヶ谷区役所の担当者の方から「在宅避難」リーフレットの説明会がありました。

もし、大きな災害が起こった時にどう行動したらいいか、備えはどうすればいいか、多くの方に知って欲しいと思い、会員向けの防災講座を企画しました。

聴覚障害当事者の参加もありました。絵や文字だけの情報だと正確に伝わらないことも多いので、手話通訳者の方に来ていただいて、しっかり内容を使えることができて良かったです。

講座は3本立てで、
   ①在宅避難リーフレットの説明・・・・保土ケ谷区役所の担当職員さん
   ②能登半島地震ボランティア体験談・・・ときわ虹の会会員
   ③防災士より、携帯トイレの備蓄品紹介・・・ときわ虹の会会員
で行いました。

日々の備えや実際に災害が起こった時にどうなるかの話、今年元旦に起こった能登半島地震に災害ボランティアとして参加した時の話、防災士よりトイレの話と、専門家を交えての盛りだくさんの内容でしたが、素人考えで「とりあえず水と食料を備蓄しておけばいいわけではない」ことが良く分かりました。

能登半島の場合、他の被災地と違って地形的にアクセスが悪く、支援に向かうだけでも大変だったことに驚きました。トイレの話に関しては、水や食料は我慢できてもトイレは我慢できないと聞いてはっとしました。

参加者からは、「被災したらすぐに避難所に行くと思っていた。」「何日分の備蓄品を準備すれば良いか知らなかった。」「ローリングストック法を知れて良かった。」「家族内で共有したい。」など多くの感想がありました。

定期的に行っていきたい講座だと思いました。




2024年10月22日火曜日

事務局オンラインミーティング

久しぶりの事務局ミーティングは平日の昼間だったため、全員が集まることはできませんでしたが、オンラインで2時間たっぷり話すことができました。

今年度の活動は、「変わらない事・変わっていく事」を考え決めました。

2024年度も4月から半年が経ちましたが、イベントなどを計画するよりも、それを実行する人達の負担が大きい事や、いつも同じ人ばかりがスタッフとして運営している事などを中心に話し合いました。

年々子どもが大きくなれば働きに出る保護者も増えますし、卒業すれば進学や就職等で生活圏が変わります。
卒業と同時に、虹の会の拠点である保土ケ谷区に縁がなくなる人が多くなるのは仕方がないこと。

そうやって環境が変わっていく中でも、数名の有志とお手伝いをしてくれる方々で出来る範囲で細々とやっていますが、近年は地域からやイベント出店や講座開催などを求められる事も多くなってきて、段々手が回らなくなっているのが悩みです。

13年目に入った虹の会。今後どうやって維持していくべきか、そのためにはどうしたらいいのか、改善策を練って会員の皆様にお知らせとお願いをしていきたいと思います。

久しぶりのミーティング、やはり顔を合わせて話す機会は定期的に必要だと感じました。

2024年9月28日土曜日

やっと涼しくなってきました

4月から新しい年度が始まり、はや半年が過ぎました。
 夏の間は、子どもたちに会ったり、手話でたくさんお話したり、会員の相談を受けたり、福祉関係の打合せ、イベント企画の準備など動き回っていました。
 もう、暑くて暑くて、外に出るだけでも具合が悪くなりそうな猛暑だったので、少人数でサッと終われるような活動が多かったです。

「飲みにケーション」したいな~なんて思うけど今はそういう時代じゃないしね、でもやっぱり顔を見て話をしたい。ビヤガーデンで冷えたビールを飲みたい!

さて。
 9月に保土ヶ谷区障害者自立支援協議会の当事者活動支援部会で会の活動について話す機会がありました。そこで、今までの活動と今の状況など改めて見つめ直しました。
仲間づくりの時期は終わり、卒業後の生活や親なき後の生活について会員の関心が移ってきています。
一昔前はそれでも、短時間のパートだったり専業で子育てをしていて、時間が作りやすい人も多かった。でも今の時代はフルタイムで働いている人が増えて、イベントを企画してもなかなか参加できなくなったのも悩みの一つです。
 情報交換はメールやメッセージアプリなどが主流になり、
もう、集まる企画そのものが必要ないのだろうか?と考えたりもします。
会員のみなさんはどう考えているのかも、スマホの中だけでは良く分からなくて。
やっぱり文字だけで完結するよりも、お互いの顔を見て話すのは大切ですね。

半年が経ち、朝晩だいぶ涼しくなってきたので、今年度から復活した事務局メンバーと集まりたいな~。







2024年9月20日金曜日

虹会員さんがラジオ出演しました

 今年2月、保土ヶ谷区障害者自立支援協議会で「どんぐりの家」上映会をしました。
上映前のイベントでは、イギリスの伝統舞踊であるモリスダンスのステージパフォーマンスを企画。
日本で唯一のろう者のモリスダンサーが活躍している【グランド・ハマ・モリス】さんが素晴らしいダンスと演奏を披露してくださいました。
横浜市立ろう特別学校の卒業生と保護者が、メンバーの一員として活躍されています。

その、【グランド・ハマ・モリス】さんが、先日横浜市金沢区のコミュニティFM・金沢シーサイドFMに出演し、ダンス披露と会話をされたとの情報が!

ろう者がラジオ出演、、、手話通訳している時間は無音?ラジオで無音??

一体、どのような放送だったのか気になって仕方がなかったので、ラジオ出演のお話を伺いに行ってきました。

公共の電波を使用するラジオでは、放送法の規定によって一定時間無音になると放送事故になってしまうそうです。
でも、手話と音声で会話をする場合には、どうしても通訳のタイムラグによって無音の時間が出来てしまう。

そこで、ラジオのパーソナリティーが「今手話で通訳してもらっています。少々お待ちください」と無音の理由を説明しながら、手話でのインタビューをやり遂げたとの事でした。
モリスダンスの事だけでなく、趣味の話などもして、とても盛り上がったそうです。
そして、スタジオ内でのダンス披露は、なんと生演奏で踊ったと!
ラジオで生演奏って、凄いですね!

既存のルールにとらわれない、ダイバーシティな取り組みがどんどん広がると良いな~と思いました。

インタビューの後は、ランチをしながら会員同士の近況報告などをしました。


 

2024年6月30日日曜日

BBQ大会!

毎年恒例のBBQ大会、今年は初夏の開催になりました。

いつも冬にやっていたので全く想像していなかったのですが
いつもお世話になっている藤沢の弁慶果樹園さんにのんびりと予約の電話をしたら
「もうほとんど予約が埋まっていて、安全の為には20人がいいけど・・・最大で30人まで」と言われてびっくり!

そうですよね、BBQシーズンですもんね。。。甘かった。
夏は、1か月前じゃあそんな感じなのね。

募集のお知らせをだしたら、3日も経たずに定員に達してしまいました。
お断りをせざるを得なかった会員さん、楽しみにしていた会員さん、もう本当に申し訳なかったです。

当日は、毎年やっているだけあって、大人も子供も慣れたもの。
あっという間に準備が整って、どんどん調理が始まっていき、素早く片付けまで終わりました。
男性陣が素晴らしい働きをしてくださいます。有難いです。
女性陣は、食べて喋っている時間の方が多いかもしれません。有難いです。
子どもたちも、自分たちで料理を作っています。有難いです。

料理はとても美味しかった。
やっぱり炭火は最高ですね、満足でした。

事故もなく、無事に楽しく終わる事ができました。
次回はやっぱり、寒い時期にしましょう!







2024年6月15日土曜日

にじどりハウス

週末子どもレク「にじどりハウス」

今回で1周年になります。

毎月、企画をして準備して当日の進行をして・・・、すべて保護者がやっています。

参加するお子さんの特性に合わせ準備をすることができるのも、保護者だからかもしれません。企画は子どもたちに寄り添った内容にしています。

みんなが同じ空間にいることが自然で、一緒に参加している保護者同士の交流の場所にもなっている「にじどりハウス」。

7歳から27歳までの子が集まります。まさに大家族!これからも月に1回開催していく予定です。

今回は、1周年特別企画。

プロをお招きして目の前で魚を捌く様子を見た後、刺身にして食べたり、あら汁を飲みました。食育も兼ねています。

初めて見る様子に子どもたちは真剣。飽きるかな~と思いクイズも準備していましたが、刺身が完成するまで興味津々、魚に釘付けでした。

捌きたての魚はとっても美味しくて、子ども達より保護者のほうが興奮していました。

ランチ後は、いつものように自由時間。ゲームやおしゃべりをしてのんびり過ごしました。



 






2024年5月15日水曜日

しゅわろう

今年度も、市立ろう特別支援学校の会議室をお借りして年5回開催します。
対象も、「学校PTA会員&ときわ虹の会会員のみ限定開催」と昨年同様。
 
1回目は10名の参加がありました。
校長先生から挨拶をしていただき、スタート。
2つのグループに分かれ、ゴールデンウイークの話、声ナシ手話を読み取る練習、似ている手話、地名などなど手話が飛び交っていました。

私が「そろそろ終わりの時間ですよ」と言い出さない限り、永遠に話しているんだろうな~。
 
換気のために会議室の入口を開けていると、先生方がチラッと様子を伺いに来るのも楽しみのひとつ。

卒業生の親は久しぶりに会って近況報告しています。
 
素敵な場所を提供していただき、ありがたいです。





2024年5月10日金曜日

茶話会

今年度最初の茶話会は、ファミレスで開催しました。

虹の会の茶話会は、色々な年齢のお子さんを育てている保護者や
もう子育てを卒業した保護者、色々な立場の人が集まるので
とても興味深いお話が聞けます。

10年以上前にお子さんが卒業した会員の保護者は
今のろう学校の様子を聞いてビックリしていました。
「時代だね~」とか「今の保護者はおとなしいんだね~」など、貫禄ある感想!

確かに、10年ひと昔とするならば・・・・
ひと昔、ふた昔前とは、環境も学校の教育方針も全然違います。
でも、どんな環境だったとしても、その時に生きている人は一生懸命なのは同じ。

先輩保護者が納得いかない事を必死で改革してきたこともあれば
今の保護者には、また新しい課題が増えたりもしていて
いつだって、子育てはとっても苦労するものです。

卒業までお子さんに向き合い育ててきた重みのあるコメントと実体験に
参加者は真剣に聞き入っていました。

貴重なお話ありがとうございました。


2024年4月20日土曜日

にじどりハウス

週末子どもレク「にじどりハウス」


今回は、3チームに分かれスイッチゲーム大会をしました。
結果、大盛り上がり!そして、満足感と疲労感・・・

自宅にゲーム機を持っている子どもはたくさんいるのですが
大人数で遊ぶ機会は中々ないので熱気がすごいです!

ランチ後は、ゆっくり過ごしました。ゴロゴロ横になってお話している姿が可愛いです。
私も横になってみました。確かに、くつろげる~



2024年4月12日金曜日

2024年度 総会

2024年度の総会は、今回も紙面総会となりました。
議案も無事に承認されました。ありがとうございました。

昨年より少しずつ活動できるようになりましたが
コロナを経て、これまでとは違った事がスタンダードになったのを感じます。

改めて、会の活動や運営について
「変わらない事・変わっていく事」
を考えました。

毎年、動き出すまでに時間がかかる私たち。
でも今年は、久しぶりに復活した事務局の皆さんを中心に、活動スタートです!



2024年3月27日水曜日

会計監査

1年を振り返ると、ずいぶん昔の事のように感じるのは老いた証拠でしょうか。

無事に監査が終わりました。

1年間、ありがとうございました。

2024年3月19日火曜日

市立ろう特別支援学校卒業式

今年も来賓として卒業式に招待されました。

高等部・中学部・小学部・幼稚部
虹の会会員のお子さん達は、すべての学部で卒業を迎えました。

可愛かったほっぺのお肉が無くなってる・・・
自信なさげだったのに、堂々と前を向いている・・・
制服が小さくなっているじゃない・・・
緊張して大人しくしている・・・
赤ちゃんだったのに・・・。

立派になった子どもたちを誇らしく思うと同時に、保護者に拍手を送ります。

そして、「ありがとう」💐



2024年3月17日日曜日

にじどりハウス

今回は、ろう者のヨガ講師の先生をお招きして
親子ヨガを企画しました。

講師がろう者なので、指示もスムーズです。
でも、私の体はスムーズには動きませんでした。

正しい呼吸法を学びながら、ゆっくり体を動かしているのにヘトヘト・・・。
体がポカポカになりました。

週末に楽しく体を動かすのも良いですね!

1年間、にじどりハウスを開催してきました。
最初は、何だかよく分からずに参加してくれていた子達も
今は、「次のにじどりハウスはいつ?」と楽しみにしてくれていたり
最初は一人で好きに過ごしていた子が年下の子の面倒を見るようになったり
変化があったことがとても嬉しく思います。

来年度も楽しい企画を考えたいと思います。




2024年3月4日月曜日

ミーティング?

 虹の会には、コロナ前まで「事務局」と呼ばれる会の発起人メンバーがいました。

当時は、事務局で定期的にミーティングをして一つ一つのイベントを企画実行したり、色々な手続きを行っていました。
それぞれの子どもが学生のうちは、頻繁に学校に行く事もあったので集まる機会もたくさん持てたのですが、年々子どもがろう学校を卒業していくと様子が変わってきました。

横浜のあちこちから、バスや電車で1時間かけて通ってくる人もたくさんいます。
車なら、交通費や駐車場代は自腹です。
また、子どもが成人になると、事務局メンバーも仕事を始めたり、勤務時間を増やす人が多くなりました。
ミーティングの為だけに時間を作るのが、だんだん難しくなってきました。
ボランティアの数人だけで虹の会を動かしていくのが、とても負担に感じ始めていたのです。

丁度コロナ禍で、集まる事も憚られました。
連絡もSNS等でしか取れず、なかなか話が進まないので
「イベントごとに担当を作って、それぞれで協力者を募って活動しよう」
という方針に転換することにしました。

その後、代表・副代表・会計・各イベント担当者がそれぞれで活動してきましたが、
今度は担当者だけに負担が掛かるようになってしまいました。
イベントを複数抱えていると、もう虹の会の活動だけで精一杯になる人も。

分散した事で、いま誰が何を抱えているのか、何に困っているのか
助けたい気持ちがあっても、お互いに状況が分かりにくくなってしまいました。

「やはり、みんなで協力する必要がある。」
という理由から、来年度からまた事務局を復活させることにしました。

以前のように、事務局の人だけが頑張るのはやめよう。
協力してくれる人を募って、どんどん頼って行こう。
イベントを提供する人と受ける人ではない、みんな同じ虹の会の会員だから。

久しぶりに会った事務局は、話が止まりません。
脱線も復活w。くせ者揃いが集まると、本当にまとまらない(;^ω^)。
でも、一人では考えられなかった案がたくさん出てきます。

事務局復活、何よりです。

午後は近くのファミレスでランチをしました。



2024年2月26日月曜日

しゅわろう

おかげさまで、参加者が定着してきたしゅわろう。

始める前からすでにろう者と聴者が手話で会話を始めていて
「それではまず自己紹介を・・・」
と中断させるのが申し訳ないくらい、とても自然に手話が飛び交います。

来年度に向け新しいコーチも増えました。
今回は、サポート役として各グループに付いてもらいました。
来年度から、どうぞよろしくお願いします!

今年度の手話サロン「しゅわろう」は、市立ろう特別支援学校の会議室をお借りして、
年5回開催することができました。

コロナ前は、ファミリーレストランでランチをしながの開催でしたが
今は、ろう学校の会議室で、ろう学校のPTAと、虹の会会員を対象に行っています。
世の中は感染症に対して随分緩和されてきたものの
参加者には乳幼児の保護者もいらっしゃいますので
安全に行えるように取り組みたいと思います。

来年度も、同じスタイルで開催予定です。




2024年2月17日土曜日

にじどりハウス

 今回は、クレープを作って食べました。

レンジで簡単に生地が作れるタイプで挑戦!
保護者はキッチンで井戸端会議をしながら、ひたすら生地を準備したり、果物を切ったり楽しそう。

様々な特性の子が集まるので、サポートが必要な場合もあります。
声かけをしなくても、自然に動いてくれるスタッフや保護者の皆さん。

わざわざ「サポート」という表現をするのがへんなんですよね。
誰にだって手を貸すのは自然なこと、当たり前のことなんです。

子どもたちの居場所でもあるし、保護者の学びの場でもあるな~と感じました。






2024年2月16日金曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会「防災部会」「当事者部会」定例会

 今年度最後の定例会が行われました。

定例会の内容は会員と共有してきました。

とはいっても、書面だけだと全てが伝わっていないので、来年度は一緒にできるイベントがあると良いな~と思いました。

来年度も引き続き活動を続けていきます。

2024年2月9日金曜日

福祉教育

12月の人権週間に合わせて、保土ケ谷区内の小学校で福祉教育を担当しています。
障害のある人の事を、児童にお話しします。
私たちは、聴覚障害当事者と家族の会として、児童からの質問に答えたり、手話歌や簡単な手話を教えるという事を行っています。

今年度は小学校4校から依頼を受けて訪れました。今日が最終日!
そして、ずっとお願いしてきた「保護者の参観」が、ついに実現しました

2021年度から福祉教育を担当してきて感じていたこと。
子どもたちに聴覚障害のことを伝えることはできても、家に帰ってご家族に伝えているだろうか。
家で子どもから聞いた話を、ご家族はどのように受け止めているだろうか。
もしかして、子どもの素直な気持ちを、大人の偏見で消されていないだろうか。

そこで、今年度から家庭に配布するためのプリントも準備しました。
プリントを見ながら、「耳が聴こえない人が来たよ。ジェスチャーで通じたよ。手話が出来なくても伝わる方法を教えてもらったよ。こういう時困るんだって。こういう時便利なんだって!」ご家庭でも理解が深まることを願って・・・。

後日、訪問した学校の児童から感想文が届きました。
1年生の感想は素直で可愛らしく、6年生の感想は涙腺崩壊でした。私たちの話を聞いてくれた子どもたちが、今の気持ちのまま大人になって欲しいな~と感じました。






2024年2月8日木曜日

茶話会

今年度最後の茶話会をしました。

会員限定企画ですが、「はじめまして」という顔ぶれ。

でも、すぐに10年前から知り合いだったみたいに話が弾みます。子どもの事だけじゃなくて、自分の趣味の話や虹の会の企画でやってみたいこと等々、話が尽きることはありませんでした。

今年度から、少しずつ対面企画を増やしました。引き続き、ウイルス感染防止対策を徹底しながら、「会う」企画を増やしていきたいです。


2024年2月3日土曜日

保土ヶ谷区障害者地域自立支援協議会 当事者部会「どんぐりの家」上映会

いに!
映画上映会が実現しました。4年越しの企画です。

世界でコロナという言葉が知られ始め、横浜にクルーズ船が入港。
連日ニュースでは、横浜の事が報道されました。
まだ、手洗いうがい程度で、規制などもはっきりしない頃。
直前までどうするか緊急会議を行って、断腸の思いで延期の決断をしました。

今回も様々なウイルス感染症が流行り出し心配しましたが、無事開催することができました。

古い映画なので、観に来てくれる方がいらっしゃるのか、とても心配でした。
蓋を開けてみれば、300名を超す来場者がありました。
アンケートには励ましの言葉や一緒に頑張りたい!という心強いコメントが多かったです。

ステージでは、「モリスダンス」というイギリスの伝統的な踊りのイベントも行いました。
ときわ虹の会のメンバーが主宰の、横浜発「グランド・ハマ・モリス」チーム。そしてそのお子さんは日本で唯一のろう者のモリスダンサーです。
来場者の方は、「聞こえない人の踊りだから手話ダンスのようなものだと思っていたら、走り回って激しくてびっくりした!」と言われていました。

ロビーでは、オリジナルグッズ販売のブース活動をしました。
休憩時間や映画上映後に、「頑張って」と握手を求められることもありました。

小さな聴覚障害児者の家族会が、保土ヶ谷区内の事業所・社会福祉協議会・区役所・基幹の方々と協力し、無事にやり終えた事はとても光栄です。
横浜の保土ケ谷区にこんな家族会があることを、聴覚障害の抱える問題を、一緒に考えてくださって本当にありがとうございます。

これからも、困っている聴覚障害児者がいることや、ろう重複の存在と支援について発信していきたいし、虹の会の家族が笑顔で生活できるよう活動を続けていきたいです。

※入口に掲示した看板は
区内の作業所さんにお願いして作っていただきました。紙に印刷しているのではなくて、1文字ずつカッティングシートで切り抜いたものを貼り付けてあるんです。すごい作業です。







2024年1月28日日曜日

20歳お祝い会

20歳の成人お祝い会を行いました。

本年度は3名の会員のお子さんが、晴れて20歳を迎えられました。

コロナ期間中は直接お祝いができず、手紙やメールなどで近況を伺ったりしていましたが、ようやく集まれるようになって久しぶりの開催となりました。

みんなでお祝いできたこと、また社会に出て活躍されていることが嬉しく思います。

おめでとうございます。



2024年1月26日金曜日

己書体験

ろう者講師をお招きして、己書(おのれしょ)の体験会を開催しました。
己書とは、自分の心のままに筆を走らせて書く、自分のための書。
書き方のコツはあるけれど、枠も形もルールもありません。

筆ペンを使う・・・と聞いて苦手意識がある(冠婚葬祭の時の名前記入など)ので、うまくできるかな~と心配でしたが、2時間の体験があっという間に終わってしまいました。

上手とか下手とかなく、自分らしく仕上がりました。
脳がリラックスした感じがしたり、呼吸もゆっくりになり、さらに手話の勉強もできて、良いことだらけでした。

体験後は、ランチ交流会。
参加者の多くがろう者だったため、ろう者あるあるな話が聞けておもしろかったです。

穏やかな時間を過ごすことができました。
己書、また企画しようかな。




 

保土ケ谷区地域自立支援協議会 当事者部会

 いよいよ来週になりました「どんぐりの家」の上映会!
会議も大詰め。最終確認を終えて次は本番です。

今回は聴覚障害を取り上げていただきましたが
この作品自体が30年前の古いもの。
今の時代ではあり得ないような事がたくさん描かれています。

映画を試写したスタッフさんの中には、
「もう、冒頭で泣けてきました」と仰った人がいました。

今の当たり前には、どんな歴史の積み重ねがあったのか
当事者とその周りの人たちがどんな努力をしてきたのか
聴覚障害だけではなく、知的障害や精神障害を併せ持つ人たちが
どれだけ重いハンデを背負っているのか

令和の時代でも、実は残された課題はたくさんあります。
今でも、同じような事で悩んでいる人がたくさんいます。
そのことを、知るきっかけになれば有難いと思います。

お近くの方は、ぜひお誘いあわせの上ご来場ください。
当日は、素敵なダンスステージ、販売などもありますよ!

入場は無料、申し込み不要です。
日本語字幕、手話通訳あり。

会場に駐車場はありませんので、公共交通機関(駅から徒歩3分)か
お車の方は周辺のコインパーキングをご利用ください。 




2024年1月21日日曜日

にじどりハウス

今年最初のにじどりハウス、今日はお正月遊びです。

福笑い・羽根つき・すごろく・・・
昭和なお正月遊びかもしれませんが、今の子どもたちには新鮮な遊びだったようです。

福笑いは目隠しをするので、まずは見本を見せます。
眉毛や鼻を置くだけなのに、本人は真剣!
周りの人は、ユニークな出来栄えに笑いを堪えながら見守ります。
目隠しを外し、自分が作成した「おかめ」「ひょっとこ」を見て、みんなで大笑い!!

単純な遊びですが、盛り上がりました。
大人数でやるのが楽しいですよね。

最後は、一人一人【○○で賞】の金メダルをもらって終わりました。

にじどりハウスのイベントは、ほとんどスタッフの手作りです。
聴こえない子や重複の子も理解しやすいように工夫をして準備します。
みんなが楽しめるように考えながら作るのは大変ですが
とびっきりの笑顔を見ることができると苦労も吹っ飛びます。