2021年4月21日水曜日

保土ケ谷区地域自立支援協議会 当事者部会出席

 2021年最初の、自立支援協当事者部会に出席してきました。

当事者部会は、障害を持つ当事者やその家族、支援する人たちが集まって、障害の事を世の中に理解してもらおうという活動をしている部会です。

今日の会議では、今年度どのような活動をするかを話し合いました。

話し合いの中で、「障害理解」についての話題が出ました。

障害理解とは、その文字の如く障害について理解をする事なのですが、実は障害当事者も、支援する人たちも、『自分が関わっている障害の事は良く知っているが、他の障害の事は良く分からない』のです。

「当事者が良く分からないのに、障害福祉が身近にない世の中の人達が理解するのは難しいよね」「支援者の人は時々、自分で出来ない人を助けてあげているという目線になってしまいがちだけど、なぜ自分が携わっているか初心を忘れてはいけないよね」「高齢者福祉も、みんなが行く道の大先輩。決して他人事ではない」「誰しもが、いつ精神や身体の障害者になるか分からない。そういう意味では(先天的である)知的障害の理解は極めて難しいかもしれない」「これは最終的に学校の先生方に知って欲しいよね」

色々な意見を聞いて、福祉の原点を改めて考えることができました。
私達の会は障害当事者やその家族が中心ですが、中には職業として福祉に関わっている会員もたくさんいます。当事者からの目線と支援者からの目線の両方を持っている人がたくさんいます。お互いにこういった話をしたり聞いたりする事は、とても役に立つのではないかと思います。

コロナの状況にもよりますが、今年度は(昨年度出来なかった分)色々なお話を聞く機会を作れたらいいなと思います。