保土ヶ谷区自立支援協議会の当事者部会へ、地域の小学校から福祉学習会の依頼が来ました。
今回は、上菅田笹の丘小学校にて、保土ヶ谷区聴覚障害者協会の当事者の方が講師として小学生にお話をしました。
地域の小学校では、小学生に対してどのような方法で福祉学習を行っているのかを見学させていただくことができました。なかなか部外者が立ち入ることはできないので貴重な体験です。
耳が聞こえないとこんなことが困る、耳が聞こえない人がいたらこういう方法で話しかけて貰えると嬉しい、といった普段の生活のお話の後は質問コーナー。
小学生(2年生)からは、こんな質問がありました。
「レジで金額が分からなくて困りますか?」
「食堂での注文方法は?」
「小学校時代は、個別級にいたんですか?」
それに対しての回答は
「レジの金額が出る表示板を見たり、分からなければ1万円札を出しちゃう。だから小銭が増えるの」
「食堂ではメニューを指差す」
「小学校は、ろう学校に通っていました」
というものでした。
自分でも想像出来る方法なので予想外だったのか、「へぇ~!」と言った感じの反応。
工夫次第で何でも出来るということが伝わったかな?
こういった福祉学習会は年に1度ぐらいの頻度らしいのですが、小学生のうちから身近に触れる事は大切だなと思いました。